投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【書籍】「2時間でわかる政治経済のルール」倉山満

<所感> 学校で学ぶ必須項目として欲しい内容。公民や社会科の授業で衆議院と参議院の違いを学ぶのかもしれない。それよりも、その違いによりそんな政治運営がもたらされているのか。実態というよりも生々しい現実。未来を担う若者と今を支える現役世代が頭…

【書籍】「LIFE SCIENCE 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」古森保

「LIFE SCIENCE 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」古森保 <所感> 科学的思考で長生きするための術(すべ)を説く本。 その術は極々普通の内容であり、昔から言われていること。 昔から言われていることにはそれなりの意味がある。あとは実行できる…

【書籍】「地球のはしからはしまで走って考えたこと」

「地球のはしからはしまで走って考えたこと」北田雄夫 <所感> 著者はアドベンチャーランナー。アドベンチャーランニングとは砂漠や北極圏といったか過酷な環境でのランニングレースのこと。距離は250kmとか1000kmとか。 大学生時代に400mリレーで日本選手…

【書籍】「拡張するキュレーション 価値を生み出す技術」暮沢 剛巳

<所感> 現代美術において「キュレーター」の重要性が認識されて久しい。 この理由は「陳列」と「展示」の違いを認識することが手助けとなる。陳列はモノ(作品)そのもの。展示はモノの情報の再構築。 こう考えると、美術の古典作品はもう十分にさまざまな…

2011.3.11と指

「指」 通院している病院のスタッフの方(女性)から聞いた話。 2011.3.11のその日は、都内から実家の福島県に帰省したとのこと。 彼女の自宅は福島第一原発まで数10kmの距離。 そして震災発生、そして津波。幸い家族はみんな無事だった。 しかし津波が引い…

【書籍】「三島由紀夫スポーツ論集」佐藤秀明 編

<所感> スポーツ観戦記でさえも「三島文学」となることが新鮮であり驚愕する。 三島作品は10代に読み漁ったが、その時に感じた華美ではないが美しい修飾句が散りばめられている。 肉体的コンプレックスの払拭のために三島がボディビルに傾倒していたことは…

【書籍】「ザ・ディベート~自己責任時代の思考・表現技術」

<所感> ディベートの目的は相手を理屈で打ち負かすことは無く、客観的なものの見方を養うこと。そのためにも自分の意見とは立場が異なる意見を聞くことは大事で、まさに、傾聴である。 この結果、建設的・合理的な意思決定、問題解決、心理研究ができる。 …