投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【書籍】「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ、又吉直樹

「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ、又吉直樹 五七五の形式ではない俳句である自由律俳句集。そして俳句にまつわるエッセイと写真が少々。 気に入った句と一言。 せきしろ作品 「醤油差しを倒すまでは幸せだった」 幸せな場が些細なことで一辺。誰…

【書籍】「日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」」門田隆将

「日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」」門田隆将 <所感> 1890年、日本は和歌山県沖でトルコのエルトゥールル号の遭難を助けた。 それから125年後、1985年にテヘランが空爆された際に日本人を助けたのはあの遭難事故で恩義を感じ…

【書籍】「経済学者が語るスポーツの力」佐々木勝

「経済学者が語るスポーツの力」佐々木勝 <所感> 興味深かったのは2点。 ①スポーツすることは社会人に役に立つはず 認知スキル…国語、数学、英語などの学習指導要領によるスキル 非認知スキル…協調性、自己管理、統率力、忍耐力、思いやりなど スポーツは…

【書籍】「中原中也 (日本語を味わう名詩入門)」 荻原昌好 編

「中原中也 (日本語を味わう名詩入門)」 荻原昌好 編 中原中也は「汚れちまった悲しみに…」で有名で夭逝した詩人。そんな印象だった。 しかし彼の詩にまともに触れたことはなかったので本書を手に取ってみた。 総じてその詩の行間にはもの悲しさと寂しさが見…

【書籍】「母と子でみるアウシュビッツ」早乙女 勝元

<所感> ドイツ・ナチスが行ったアウシュビッツ強制収容所に関する本。 児童用書籍のカテゴリだが、写真やデータが豊富で読み手を選ばない。 驚異的なのはその写真の数と内容。 正直、昔の写真であるため解像度が低くくてまだよかったと感じるほどの正視に…