投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

書籍

【書籍】「世界で一番やさしい会議の教科書」榊巻亮 ~ とにかく書いて可視化を

「世界で一番やさしい会議の教科書」榊巻亮 <所感> 可愛すぎる表紙はさておき内容は良書。 会議において当たり前に重要と感じる点が見事に言語がされている。 メモ ・会議の「目的」を明確にというより「終了条件」とした方がよい。 議論や共有を「目的」…

【書籍】「日中友好侵略史」門田 隆将 ~ 日中国交正常化は誰のため?

「日中友好侵略史」門田 隆将 <所感> 良書。腹立たしさを抑えて読むことができない本。 外交とは自国の有益のためにあるべきであるが、日中国交正常化は日本の国益は皆無である。 皆無であればよいほうで、大きすぎるマイナスだ。 日中国交正常化という結…

【歌集】「滑走路」萩原慎一郎 ~ 絶望の空の底から希望への叫び

「滑走路」萩原慎一郎 <所感> 短歌集。題名にひかれて手に取り、パラパラめくる。何かどんよりした句が目に入った。 まだ結果だせずに野にある自販機で買いたるコーラ(群衆) 鳩よ、公園のベンチに座りたるこの俺に何かくれというのか(群衆) 歌人は武蔵…

【書籍】「なぜモテるのか、さっぱりわからない男がやたらモテるワケ」~女の敵は女という分析

「なぜモテるのか、さっぱりわからない男がやたらモテるワケ」竹内 久美子 <所感> 動物行動学が専門の著者がその視点でいろんな事象にズバズバ分析。軽妙な文体でと ても読みやすい。 面白かったのは、2章。この章の主張は以下の通り(かなりの意訳) フ…

【書籍】「日本共産党の改革を求めて」~それこそが共産党では?

「日本共産党の改革を求めて- #MeToo #WithYou」日本共産党員・元党員の有志 【編】 <所感> 共産党内部の方々が共産党に抜港する異論排除や不当処分について開いた記者会見の 記録。 いわゆる「中の人」がその組織の実態を晒す内容。 中の人は主張する。 …

【雑誌】月刊Hanada 元安芸高田市長の都知事選 立候補について~河井克行氏より

月刊Hanada 8月号の河合克行の連載にて元安芸高田市長への言及。 地元の声の一つとは言え、そういうものか。 具体性が無い主張は心に響かない。 なんともいかにも凄いこと言っていますという綺麗ごとに聞こえるのだよね。。 東京は日本をけん引する位置づけ…

【書籍】世界で一番やさしい考え方の教科書 ~ 仕事で「よく考えて!」と言われたことのある方へ

「世界で一番やさしい考え方の教科書」榊巻亮 <所感> 良書。「どうしたらうまく考えることができるか」はとても難しい問い。 センスだと言われるとそれまで。 本書はこの難問に対して限りなく再現性が取りやすい方法を言語化していると思う。 20年、いや10…

【日常】ヘインズの極上白Tシャツ「SHIRO」でこの夏を。

すっかりTシャツシーズンになってきた。 白Tと言えばここ数年はヘインズ ビーフィーTシャツを愛用。黒色もあってほぼ一択状態。 張りのある生地、透けない、シルエットもよい、価格も手ごろ。満点。 しかし今年ヘインズが満を持して販売した「Shiro」を着用…

【書籍】冤罪と闘う―私はなぜもう一度立たなければならないのか ~ 検察の無謬性

「冤罪と闘う―私はなぜもう一度立たなければならないのか」藤井 浩人 <所感> 藤井 浩人 →2013年 美濃加茂市長に立候補し当選 →2014年6月事前収賄容疑等により逮捕 →2015年3月一審無罪 →2016年11月二審有罪 →2017年最高裁で有罪が確定し、市長を辞職 →2022…

【書籍】モダンエルダー ~ 年配者ではなく年長者という役割

「モダンエルダー 40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方」 <所感> 40代は20代で社会人になったとしておよそ20年の社会人経験をもつ。 ただし昔と違って人生100年時代となったので、40代はあくまでも40代だが新しい役割が求められるという。 …

【書籍】トランスジェンダーになりたい少女たち ~ イデオロギーの押し付けの犠牲者

「トランスジェンダーになりたい少女たち - SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」 <所感> LGBTという言葉で一色単にされるTことトランスジェンダー。 本書はジェンダー思想の現実に直視している。トランスジェンダーに言及すること=ヘイトという思考をを…

【書籍】青年市長は“司法の闇”と闘った ~ 正義は誰が決めるのか?

「青年市長は“司法の闇”と闘った - 美濃加茂市長事件における驚愕の展開」郷原信郎 <所感> 岐阜県美濃加茂市長の全国最年少市長・藤井浩人氏を襲った、身に覚えのない「浄水プラント収賄疑惑」事件。 この一件は全く知らなかった。 本書は一審で奇跡の無罪…

【書籍】「世界で一番やさしい資料作りの教科書」榊町亮 ~ 結論ファースト信仰の方々へ

「世界で一番やさしい資料作りの教科書」榊町亮 <所感> 表紙がある意味トラップ。しかし中身はとてもいい本。 資料作りとあるが、全般的な伝える力のアプローチ方法を言語化した本と言える。 小説形式なので冗長的な面もあるが、中堅以上の社会人は自分が…

【雑記】コンビニやカフェのコーヒーに便利なタンブラー 

コンビニなどのコーヒーカップ用のタンブラーを買ってみた。早速使用。 モスでSサイズのアイスコーヒーSサイズ購入→タンブラーに入れる。 結果・・・結露しない。2時間後も氷がしっかり残っていた。 かさばるので持ち運びがネックだが、これは便利。 シービ…

【書籍】「闇鍋怪談」居島一平 ~ 芸人の中の芸人

「闇鍋怪談」居島一平 <所感> 大本営八俵こと芸人 居島一平の実話怪談集。 語り口調で書かれているので、これはもはや活字よりも話芸として聞きたいもの。 特に狂気な舞台をする居島氏ならばきっと極上のステージになるはずだ。 ちなみに話としては、いつ…

【書籍】「あなたが知らない科学の真実」 ~ 科学はあくまでも人間活動である以上、人間の欠点がそこにある

Science Fictions あなたが知らない科学の真実 作者:スチュアート・リッチー ダイヤモンド社 Amazon 「あなたが知らない科学の真実」スチュアート・リッチー <所感> 非常に良質の本。 科学的という際のエビデンスとなる実験結果や論文等には単純な誤りはも…

【書籍】「思考の質を高める 構造を読み解く」河村有希絵 ~ 自分でやるかAIに任せるか

「思考の質を高める 構造を読み解く」河村有希絵 <所感> 構造化=多くの情報から自分や相手にとっての重要な情報を抽出して、その関係性を認識して、納得がいくように証拠を紐づけて提示すること。 私は構造的に文書を書いたり読んだりできませんでした、…

【書籍】「思考の枠を超える」篠原信 ~ 読解力がないけど思考法を学びたい人へ捧ぐ

「思考の枠を超える」篠原信 <所感> この手の思考力系の本は結局のところ絶対的な解がない。 解がないからこそいろんなアプローチがある。そして同じアプローチ法を言い方を変えて表現していてるだけの本が数多に爆誕。 だったらどうせ読むなら本質的な本…

【書籍】ドキュメント候補者たちの闘争 ~ 選挙は選挙システムで戦うだけのゲーム

「ドキュメント候補者たちの闘争 - 選挙とカネと政党」井戸まさえ ドキュメント 候補者たちの闘争――選挙とカネと政党 作者:井戸 まさえ 岩波書店 Amazon <所感> 著者は衆議院議員一期の経験がある。自分自身の経験も踏まえて選挙制度や実状といった選挙シ…

【書籍】「滅私」羽田圭介 ~ 捨てることは自分の一方通行

「滅私」羽田圭介 <所感> ミニマリストの主人公の淡白な人間関係と過去の愚行からの暗い影を書いた小説。 序盤のミニマリストへの傾倒具合はなかなかのもの。 モノを減らすことのメリットはわかるが、ミニマリスト仲間の子持ちの女性が家族にもミニマリス…

【書籍】「瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。」~地味が王道

「瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。」荒木俊哉 <所感> ・「どう伝えるか」より「何を言うか」が大事。特に仕事では。 ・「何を言うか」を磨くためには視点を変える必要がある。そのためには言語化トレーニングするのみ。 ・トレーニング=紙に考…

【書籍】「僕がコントや演劇のために考えていること」小林賢太郎 ~ エンターテインメト病

「僕がコントや演劇のために考えていること」小林賢太郎 <所感> 内容はタイトル通り。 小林賢太郎の肩書はの劇作家、演出家そして“元”パフォーマー。(しかし“元”であることが悲しい限りだ) そんな著者が舞台でのエンターテインメントに拘っている。 その…

【書籍】「フィネガン辛航紀 」柳瀬尚紀 ~ 難攻不落の翻訳に挑んだ辛い旅路の物語

「フィネガン辛航紀 - 『フィネガンズ・ウェイク』を読むための本」 柳瀬 尚紀 <所感> 20世紀が誇る2大小説と言えば ・ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 ・マルセル・プルースト「失われた時を求めて」 (なお、いずれも20代のときに出会い挫折している…

【書籍」「半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防」~工業的技術製品の頂点

「半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防」クリス・ミラー <所感> 工業的現代技術の結晶といえる半導体。しかしその歴史は短いがとても濃い。 その濃度を丁度読みやすくまとめた本書もそんな結晶の一つかもしれない。 癌という病の歴史…

【黙祷】中学生時代にであったぼくらのシリーズを思い出す~宗田理先生が死去

小学生時代にはまった小説は「ズッコケ三人組」しかし、中学生時代は「ぼくらのシリーズ」だった。ある日、遊びに行ったK君の家で「ぼくらの大脱走」を見つけて借りたことがきっかけ。一気に引き込まれた。その後は「ぼくらの七日間戦争」からすべて読み、新…

【書籍】「エジプトの空の下 - 私が見たふたつの革命」飯山陽 ~ そこに互いへの信頼と敬意があるのか?

「エジプトの空の下 - 私が見たふたつの革命」飯山陽 <所感> イスラム研究者の著者が「アラブの春」にあった2011-2015年のエジプト生活にもとづくエッセイ。 しかし、たんなるエッセイではなくイスラム研究に対するエスノグラフィーの要素も満載。 特にイ…

【書籍】「ザイム真理教」森永卓郎 ~ 日本における肥大化した権力構造の最大の弊害

「ザイム真理教 - それは信者8000万人の巨大カルト」森永卓郎 <所感> ザイム真理教、それは財政均衡主義を経典とする財務省の権力構造である。 経典に意義唱えることはご法度。そのために日本国民が貧しくなったとしても、だ。 この代表例が「国民一人…

【書籍】ネトゲ戦記」暇空 茜 ~ 裁判官が決めたことが正しいことである

「ネトゲ戦記」暇空 茜 <所感> 発刊前にウエブで公開されていたブログを書籍化した本。 ブログ時代にも読んだが改めて購入。 メインは第3部。2部を前提とした話はあるが裁判とは何か?を学ぶことができる。 (ゲーマじゃなければ1部はスルー推奨) 結論「…

【書籍】「本当に欲しかったものは、もう~Twitter文学アンソロジー」~ 隣と比べてしまう

「本当に欲しかったものは、もう~Twitter文学アンソロジー」 <所感> そういえばガラケー時代にはケータイ小説と呼ばれたジャンルがあった気がする。 といってもその内容はよくしらないのだけれでも。 時を経て、いまはTwitter文学。 (どうでもいい…

【書籍】「狭小邸宅」新庄耕 ~ 仕事、仕事の青春小説

「狭小邸宅」新庄耕 <所感> 戸建て住宅販売員の若者を書いた小説。 前半は結果を出せない自分と克明すぎるそのブラック企業ぶりの描写が印象的。 後半は実績がついてくるが何か満たされないという葛藤が見事に行間に表現されている。 なんのために仕事をす…