投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

書籍

【書籍】「知事失格―リニアを遅らせた川勝平太「命の水」の嘘」小林 一哉

「知事失格―リニアを遅らせた川勝平太「命の水」の嘘」小林 一哉 <所感> 率直な感想は取材が綿密過ぎるなあ、という点。本当に丹念に取材されている。 そして本編。東京~大阪を67分で移動できるリニア中央新幹線という国家プロジェクト。 開通予定がどん…

【書籍】「差別は思いやりでは解決しない ―ジェンダーやLGBTQから考える」神谷 悠一

「差別は思いやりでは解決しない ―ジェンダーやLGBTQから考える」神谷 悠一 <所感> タイトルは「ジェンダーの差別は思いやりで解決しないのはなぜか?」との問いのことである そして本書ではこの問いへの解決策として「LGBT差別禁止法案(仮称)」を…

【書籍】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島聡

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島聡 <所感> カテゴリー的には時間術の内容だが、後半はパワフルな人生論。 仕事を早く終わらせるためには… 1.まず取り掛かって見積時間の20%で80%仕上げる。それができないと見…

【書籍】「天安門ファイル―極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」」城山英巳

「天安門ファイル―極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」」城山英巳 <所感> 1989年6月4日の天安門事件の前夜とその後の日本の判断の考察のために、当時の外交官の極秘記録を丹念に振り返った本。 本書は日本の判断を批判するものではなく、どうしてその…

【書籍】「世界を変えた31人の人生の講義」ルーベンシュタイン

「世界を変えた31人の人生の講義」ルーベンシュタイン <所感> 錚々たる成功者31人へのインタビューをまとめた1冊。 ルーベンシュタインの卓越した問いかけは参考になる。 そして、この問いかけは本書に出てくるような成功者ではなく、自分のような市井の人…

【書籍】「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」 グレッグ・マキューン

「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」 グレッグ・マキューン <所感> 仕事はキャパに関係なく増える。今の自分の参考になることを期待して読む。 ベストセラーとなった前作「エッセンシャル思考」とセットに読む良い。 ちなみに前作は…

【書籍】「変見自在 バイデンは赤い」 髙山正之

「変見自在 バイデンは赤い」 髙山正之 <所感> 豊富な知識で切れ味のよい文章。短文の中に固有名詞や日付が盛り込まれた、わかりやすい文章の見本。 そして軽妙な文体と歴史修正主義でもなんでもなく違うことは違うという内容は、まさに髙山節。 本書の切…

【書籍】「リベラル全体主義が日本を破壊する」高山 正之、阿比留 瑠比

「リベラル全体主義が日本を破壊する」高山 正之、阿比留 瑠比 <所感> 「売春」が「エンコー」(今ならば、パパ活か)と呼称を変えるとイメージは大きく変わる。それも何故か軽く、ポップな方向に。 「暴行」を「いじめ」、「相撲での暴力事件」を「かわい…

【書籍】「リーダーの戦い方―最強の経営者は「自分解」で勝負する」内田和成

「リーダーの戦い方―最強の経営者は「自分解」で勝負する」内田和成 <所感> キャリア面談等でどんなマネージャーになりたいか、自分のマネジメント像はなにか、を考える参考になる。 (マネージャーとリーダーの違いについては割愛) 大前提:リーダーシッ…

【書籍】「自衛隊最高幹部が語る台湾有事」岩田 清文/武居 智久/尾上 定正/兼原 信克

「自衛隊最高幹部が語る台湾有事」岩田 清文/武居 智久/尾上 定正/兼原 信克 <所感> 自衛隊の元最高幹部が台湾有事を想定して現実的なシミュレーションを実施。 映画「シン・ゴジラ」では日本の危機管理における意思決定プロセスの脆弱さがシニカルに表現…

【書籍】「厚生省 - 劣化する巨大官庁」鈴木譲

「厚生省 - 劣化する巨大官庁」鈴木譲 <所感> 厚生省はその担当範囲が医療、介護、年金、雇用など多岐にわたる。いや、多岐にわたり過ぎである。 そして広範囲である以上に国民に直結しすぎる内容ゆえに、選挙を念頭においた政治家の意向が強く反映し制度…

【書籍】日本沈没を食い止めろ!硬直化した政治を変えるための改革

「日本沈没を食い止めろ!硬直化した政治を変えるための改革」音喜多 駿、永江 一石、中谷 一馬、藤末 健三 <所感> 「政治を変える」「政治家を変える」と威勢のいい声を上げても何も変わらないと思っている人は多い。 現にそうかのかもしれないが、なぜか…

【書籍】「中東問題再考」飯山陽

「中東問題再考」飯山陽 <所感> 日本のメディアや「専門家」の見識や解説がいかに偏っているかを鋭く指摘。 本書よりからの抜粋(意訳) イランの親日やトルコの親日は過去の歴史的事実に基づくノスタルジーであって、両国は親中が現在進行形。 親日要素が…

【雑誌】月刊Hanada2022年9月号「安倍晋三元総理 追悼大特集号」

月刊Hanada2022年9月号「安倍晋三元総理 追悼大特集号」 いつもは赤色背景に白文字で雑誌名が書かれているが、本号は背景が黒色。 雑誌全体が喪に服している。なんとも悲しい。 特筆すべきは本書(雑誌なので本誌か)宛ての書かれた安倍総理の一文。 これは…

【書籍】「わたしで最後にして―ナチスの障害者虐殺と優生思想」藤井克徳

「わたしで最後にして―ナチスの障害者虐殺と優生思想」藤井克徳 <所感> ナチスによるユダヤ人の大虐殺は有名だが、そのリハーサルと言える虐殺があった。 優生思想のもとに障害者を多少にした虐殺で、「T4作戦」と呼ばれている。 犠牲者は20万人あまり。 …

【書籍】「なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか」門田 隆将、竹田 恒泰

「なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか」門田 隆将、竹田 恒泰 <所感> 題名の質問に一言で答えるならば「日本の国体が破壊されるから」だろう。 しかし、この答えがぱっと理解できない。 なぜならば我々は日本とはどんな国か?国体とは何か?を教えられていない…

【書籍】「武器としての交渉思考」 瀧本 哲史

「武器としての交渉思考」 瀧本 哲史 <所感> 交渉ごとにはきっと魔法の杖のような特別なテクニックが存在するはず。それさえわかれば。 そう思ってハーバード式~とか心理学的~とタイトルの交渉術の本を手に取りがちである(自分もそうだ) しかし、本の…

【書籍」「臓器収奪―消える人々 中国の生体臓器ビジネスと大量殺人、その漆黒の闇」ガットマン・イーサン

「臓器収奪―消える人々 中国の生体臓器ビジネスと大量殺人、その漆黒の闇」ガットマン・イーサン <所感> 中国の生体臓器移植ビジネス。 その言葉以上にその中身は恐ろしい。何よりも隣国で現在進行形で行われている。 本書は「どのように臓器が収奪されて…

【書籍】「東京のレトロ美術館」 からの【美術館】岡本太郎美術館へ

「東京のレトロ美術館」文章:とに~/写真:青山裕企 <内容> 東京の美術館33館を「レトロ」という切り口で紹介した本。 美術作品ではなく美術館そのものにフォーカスしているところが面白い。 写真が豊富だがなぜかジャンプした著者が被写体となっている。…

【書籍】2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義」瀧本哲史

「2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義」瀧本哲史 <所感> 2019年に47歳と若くして亡くなった著者が、2012年の40歳の時に東大で講義をした内容。 自分が40歳の時にこんなことは5%も言えないなあと思いつつ、そもそも本書は10代…

【書籍】「変な家」雨穴

「変な家」雨穴 <所感> 不思議系かつ独創的Youtuberの雨穴(うけつ)氏の作品。 結論としては同タイトルの動画の方が完成度が高く、小説版の本書は後半が冗長的である点が否めない。 しかし一つの間取りから、違和感を覚えて、妄想とも言える仮説や考察の…

【書籍】「教育格差の診断書―データからわかる実態と処方箋」川口俊明 編

「教育格差の診断書―データからわかる実態と処方箋」川口俊明 編 <所感> 日本の省庁で最も不要なところは文部科学省だと考えているが、この本のようにデータを踏まえた教育格力の是正を講じることができるとその存在意義があると言えるかもしれない。そん…

【書籍】「解きたくなる数学」佐藤雅彦

「解きたくなる数学」佐藤雅彦 <所感> 「ピタゴラスイッチ」の生みの親(とそのチーム)が作成した数学問題集。 もっとも数学問題集というよりも、算数というか数字や図形ゲームの様相が強い。 最後の問題「問23 タイルの角度」は本書を作成のきっかけとな…

【書籍】「アイヌ先住民族、その不都合な真実20(改訂増補版)」的場 光昭

「アイヌ先住民族、その不都合な真実20(改訂増補版)」的場 光昭 <所感> 政治的イデオロギーが先行すると歴史の振り返りは結論ありきとなることがよくわかる。 特に日本にはある種のイデオロギーの結論はほぼ同じである。 「日本が悪かった。謝罪と賠償を…

【書籍】「資本主義の再構築―公正で持続可能な世界をどう実現するか」レベッカ・ヘンダーソン

「資本主義の再構築―公正で持続可能な世界をどう実現するか」レベッカ・ヘンダーソン <所感> 資本主義は格差の元凶。ついては格差是正して平等な社会実現のためには資本主義から脱却して、共産主義や社会主義に。 本書は決してそんな内容ではない。(そんな…

【書籍】「なぜ脳はアートがわかるのか」エリック・R・カンデル

「なぜ脳はアートがわかるのか」エリック・R・カンデル <所感> 大学生時代に微生物をつかって金属のナノ粒子を合成する研究をした。この時の微生物は異化的金属還元細菌と呼ばれるもの。この「還元」とは物質が原子を受け取る化学反応のことで高校で習うそ…

【書籍】「情報を活用して思考と行動を進化させる」田中志

「情報を活用して思考と行動を進化させる」田中志 <所感> 題名の実現のためには当たり前の考え方が重要という内容。そして行動力が重要ですと。これまた当たり前。 しかし当たり前のことはできないもの。 それならばいっそ、当たり前とは何か?という点を…

【書籍】「最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術」ニール・イヤール

「最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術」ニール・イヤール <所感> 1. ハック的に参考になること ・To do listの作成は重要。ただし「何をしたいか」ではなく、「なぜしたいか」から始める。 ・注意散漫の戦いの大半は外部要因。特にメール。 対…

【書籍】「モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」福田ますみ

「モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」福田ますみ <所感> 「不登校のバレー部の高校生が自殺、その母親は学校でいじめの形跡があったと主張。学校はいじめを否定」 こんな話を聞くと、どう考えても学校が悪く、事実を隠蔽…

【書籍】「スターリン 家族の肖像」福田ますみ

「スターリン 家族の肖像」福田ますみ <所感> 20世紀はもちろん人類史上でトップクラスの独裁者のスターリン。 その家族(妻、子、孫)に焦点を当て、何人かには直接インタビューを行いスターリンの素顔に迫っている。 ソ連という社会主義の国の独裁者の家…