投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

書籍

【書籍】「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ

「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ <所感> 北朝鮮から脱北して日本に住む著者。 実際の北朝鮮の暮らしや日本人拉致事件についてどう思っているか‥と思い目を通したが印象的な点は2つ。 ①「日本の精神文化の概念の「…

【書籍】「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ

「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ <メモ> 行間を補うために使う常識的な知識=「スキーマ」(心理学用語) スキーマによって本来は記憶できない量の情報を圧縮できる。 →スキーマが無いと表面上の意味が分かっても全体の論旨はわからない…

【書籍】「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー

「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー <メモ> 「認知的多様性」が重要性という。 違う見方をする者が強力しあうと、一人の時よりも多くの発見が得られる。 例え個人個人に高い洞察力があっても、集団で…

【書籍】「エネルギー」(上下)黒木亮

「エネルギー」(上下)黒木亮 <所感> 2008年発刊。国際的な資源ビジネスの当時の最前線を書いた経済小説。 圧倒的な情報量と取材力、そこに自身の実務経験が加わった黒木ワールド全開。 主に3つのテーマをもとに小説は進む。 ・サハリンの巨大ガス田開発…

【書籍】「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭

「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭 <所感> コミンテルンが仕掛けた歴史歪曲・捏造はかなり浸透している。 この浸透は従来メディアはもちろんだが、日本の国土の末端部でより色濃い。沖縄と北海道だ。 本書は北海…

【書籍】「Hot Pepperミラクル・ストーリー」平尾 勇司

「Hot Pepperミラクル・ストーリー - リクルート式「楽しい事業」のつくり方」平尾 勇司 <所感> 本書は2008年発刊。 2000年に誕生したホットペッパーは一大旋風を巻き起こした。 クーポン満載の冊子が無料で配布されていると知ったときは、学生だったこと…

【書籍】「破獄」吉村昭

「破獄」吉村昭 <所感> 破獄…囚人が牢獄を破って脱走すること。牢破り。脱獄 網走刑務所を含む4回の脱獄を実行した無期刑囚(佐久間)をモデルにした小説。 刑務所ごとに佐久間への接し方は変化し、その結果、佐久間とその関係者の心境なとても丁寧に書か…

【書籍】「高熱隧道」吉村昭

「高熱隧道」吉村昭 <所感> 隧道(すいどう)…トンネル。「ずいどう」とも言う。 現・関西電力の黒部川第三発電所の水路トンネル完成に至る工事における苦難を書いた小説。 苦難の最大の原因は現場が山奥にあるではない。 トンネルの建設現場に高熱の断層…

【書籍】「モスクワよ、さらば―ココム違反事件の背景」熊谷独

「モスクワよ、さらば―ココム違反事件の背景」熊谷独 <所感> ココム違反事件・・・1980年代に東芝機械ココム違反事件。ココム(対共産圏輸出統制委員会)の規則に違反した工作機械をソビエトに輸出した事件。 この工作機械によりソビエトの潜水艦技術が向…

【書籍】「ビジネス戦略から読む美術史」西岡 文彦

「ビジネス戦略から読む美術史」西岡 文彦 <所感> よく考えると当り前だが商品として市場価値があがるためは流動性が必須。 絵画という美術品が商品になるためのポイントは「キャンパス」という画材の誕生だったという指摘は納得。 キャンパスに書かれて持…

【書籍】「北朝鮮 1960 - 総連幹部・最初の告発」関貴星

「北朝鮮 1960 - 総連幹部・最初の告発」関貴星 <所感> 1960年代に北朝鮮への帰国運動が進められていた。そんな時代が始まる1960年に総連幹部だった著者が見た実態を書く。 帰国事業の大前提は、北朝鮮共和国(←当時はこれ)という新しい国を造るために同…

【書籍】「アジアの隼」黒木亮

「アジアの隼」黒木亮 <所感> ベトナムの火力発電所の入札をめぐる金融戦争。 日本長期債権銀行のベトナム事務所駐在の主人公が必死になって入札案件を取りにまい進する。ある仕事にそこまで打ち込めるというのは、苦労はさておき、羨ましさを覚える。 本…

【書籍】「トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て」黒木亮

「トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て」黒木亮 <所感> 国際協調融資の主幹事(→主幹事は左上に書かれるのでトップ・レフトと言われる)をめぐるビジネス小説。 米国投資銀行と本邦銀行のスタンスの違いがとても対比的。 言うまでもなく米国投資銀行は利…

【書籍】「どうで死ぬ身の一踊り」西村賢太

「どうで死ぬ身の一踊り」西村賢太 <所感> 大正期の作家(藤澤清造)を病的に愛する主人公(著者)の生活、それは貧しさと酒とDVによって構成される。 女に手を出しながら、復縁を懇願し土下座をする。しかしまた手を上げる。 自堕落の極みと言える生活を…

【書籍】「ロケット・ササキ - ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」大西康之

「ロケット・ササキ - ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」大西康之 <所感> ジョブズ亡き今、孫正義の生みの親と評することができる日本の偉人。早川電機(現:シャープ)出身。 本書を通じて伝わってくるのは佐々木氏の圧倒的な行動力。 人と…

【書籍】「変な絵」雨穴

「変な絵」雨穴 <所感> ミステリークリエイター&You tuberの穴雨氏による書籍。「変な家」に続く「変なシリーズ」となるのだろうか。 「変な家」では伏線が多すぎて複雑になった感があったが、今作ではその点が解消。読みやすい。 絵という視覚を通じたミ…

【書籍】「不安ノ解体」青山繫晴

「不安ノ解体」青山繫晴 <所感> 国会議員は、「公約を掲げても選挙が受かれば何もしない」「料亭で会食」「裏金」というマイナスのイメージしかない。こんな人は多いと思う。 また、個人的には、一部の議員の国会質疑はマスコミで見るが、報道機関おバイア…

【書籍】「私の1960年代」山本 義隆

「私の1960年代」山本 義隆 <所感> 1990年の後半に駿台予備校 お茶の水校3号館で浪人時代を過ごした。 物理の講師はいつもシャツを古びれジーンズにタックインしている人だった。 その浪人時代の最後の授業のときその人はこういった。 「大学に入ったらあ…

【書籍】「憲法学の病」篠田英朗

「憲法学の病」篠田英朗 <所感> 良書中の良書。 問題の原因を都合の良い解釈をして論理(らしきもの)を展開し、自説を肯定するのは詭弁の論法の一つ(これはストローマン論法)であるが、これが日本の憲法学の大本にあることを丁寧に指摘し、説明している…

【書籍】「あつかったらぬげばいい」ヨシタケ シンスケ

「あつかったらぬげばいい」ヨシタケ シンスケ <所感> あるべき姿と現在の状態のギャップが課題。その差を埋めることがやるべきこと。 それがわかれば目標に向かってアクション。もちろん、PCDAサイクルを回してナンボ! 目標は達成するもの。できない理由…

【書籍】「イノベーションの競争戦略」内田和成 編著

「イノベーションの競争戦略―優れたイノベーターは0→(生み出す)1か?横取りか?」内田和成 編著 <所感> イノベーションの誤認と再定義をしっかりと言語化してくれる本。 イノベーションは技術革新ではなく、顧客の行動を変えることだという。 先行する…

【書籍】「中国共産党暗黒の百年史」石平

「中国共産党暗黒の百年史」石平 <所感> 百年史である。つまり古くてもたったの100年前。 随分と過去の歴史というよりもついさきほどの出来事。そして何よりも現在進行形なことも多い。 どちらが酷いかという比較論に決してなってはいけないが、ナチスのユ…

【書籍】「知事失格―リニアを遅らせた川勝平太「命の水」の嘘」小林 一哉

「知事失格―リニアを遅らせた川勝平太「命の水」の嘘」小林 一哉 <所感> 率直な感想は取材が綿密過ぎるなあ、という点。本当に丹念に取材されている。 そして本編。東京~大阪を67分で移動できるリニア中央新幹線という国家プロジェクト。 開通予定がどん…

【書籍】「差別は思いやりでは解決しない ―ジェンダーやLGBTQから考える」神谷 悠一

「差別は思いやりでは解決しない ―ジェンダーやLGBTQから考える」神谷 悠一 <所感> タイトルは「ジェンダーの差別は思いやりで解決しないのはなぜか?」との問いのことである そして本書ではこの問いへの解決策として「LGBT差別禁止法案(仮称)」を…

【書籍】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島聡

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島聡 <所感> カテゴリー的には時間術の内容だが、後半はパワフルな人生論。 仕事を早く終わらせるためには… 1.まず取り掛かって見積時間の20%で80%仕上げる。それができないと見…

【書籍】「天安門ファイル―極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」」城山英巳

「天安門ファイル―極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」」城山英巳 <所感> 1989年6月4日の天安門事件の前夜とその後の日本の判断の考察のために、当時の外交官の極秘記録を丹念に振り返った本。 本書は日本の判断を批判するものではなく、どうしてその…

【書籍】「世界を変えた31人の人生の講義」ルーベンシュタイン

「世界を変えた31人の人生の講義」ルーベンシュタイン <所感> 錚々たる成功者31人へのインタビューをまとめた1冊。 ルーベンシュタインの卓越した問いかけは参考になる。 そして、この問いかけは本書に出てくるような成功者ではなく、自分のような市井の人…

【書籍】「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」 グレッグ・マキューン

「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」 グレッグ・マキューン <所感> 仕事はキャパに関係なく増える。今の自分の参考になることを期待して読む。 ベストセラーとなった前作「エッセンシャル思考」とセットに読む良い。 ちなみに前作は…

【書籍】「変見自在 バイデンは赤い」 髙山正之

「変見自在 バイデンは赤い」 髙山正之 <所感> 豊富な知識で切れ味のよい文章。短文の中に固有名詞や日付が盛り込まれた、わかりやすい文章の見本。 そして軽妙な文体と歴史修正主義でもなんでもなく違うことは違うという内容は、まさに髙山節。 本書の切…

【書籍】「リベラル全体主義が日本を破壊する」高山 正之、阿比留 瑠比

「リベラル全体主義が日本を破壊する」高山 正之、阿比留 瑠比 <所感> 「売春」が「エンコー」(今ならば、パパ活か)と呼称を変えるとイメージは大きく変わる。それも何故か軽く、ポップな方向に。 「暴行」を「いじめ」、「相撲での暴力事件」を「かわい…