投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

【書籍】「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」田中修治

「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」田中修治 <所感> 2018年の発刊直後にちらっと眼を通してすぐに読むのをやめてしまっていた。 ただし最近ネット番組で著者を拝見する機会が多くなっていざ読んでみる。 そして数年越しの面白さに気が付く。 新社…

【ライブ】2023/2/15 居島一平エンドレスライブ「狂気の沙汰も客次第」第50回

2023/2/15 居島一平エンドレスライブ「狂気の沙汰も客次第」第50回 初めて、居島一平の漫談ライブに参加。 会場は新宿二丁目のAiSOTOPE LOUNGE。 小さなライブハウスという感じで雰囲気よし。 1.居島一平 漫談 「狂気の沙汰」を体現するとこうだという漫…

【書籍】「決戦!株主総会―ドキュメントLIXIL私闘の8カ月」秋葉大輔

「決戦!株主総会―ドキュメントLIXIL私闘の8カ月」秋葉大輔 <所感> コーポレートガバナンスとは企業統治と呼ばれるが実際にはどんなものか? 執行役・・・取締役のパフォーマンスを評価する 取締役・・・執行の判断の妥当性を評価する この関係性に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「ANOTHER STARTING LINE」編

ハイスタの曲に一言 その5. 「Love Is A Battlefield」から16年半ぶりとなった2016年リリースのシングル。 4曲収録されているがやっぱり「ANOTHER STARTING LINE」のためのCD。 2000年にハイスタが活動休止(後に実質的に解散だったとわかる)となって、心に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「THE GIFT」編

ハイスタの曲に一言 その4. 4thフルアルバム「THE GIFT」 2017年発売。Making the road から18年ぶり! 90年代とは自分もメンバーも歳を重ねる。その時の流れを感じつつ、何よりもハイスタが贈ってくれた「ギフト」に感謝。まさかこれがあの3人による遺作に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「MAKING THE ROAD」編

ハイスタの曲に一言 その4. 3rdフルアルバム「MAKING THE ROAD」 初めてのハイスタのライブはMAKING THE ROAD Tour 札幌講演だった。 発売日に近所のローソンのロッピーで唯一買えたのがこの講演。 当時は大阪に住んでいたが、躊躇せずチケットを買った自分…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「ANGRY FIST」編

ハイスタの曲に一言 その3. 2ndフルアルバム「ANGRY FIST」 高校の同級生にこのアルバムを借りて聴きまくって、その後購入。 あれからもう20数年経つ。。 Start today→毎日をとてつもなく新しい気持ちで。いつだってハイスタは背中を押してくれる。意思を強…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「GROWING UP」編

ハイスタの曲に一言 その② 1stフルアルバム「GROWING UP」 1995年発売。友人からこれかっこいいとカセットテープ(!)を渡されて聴いた。 最初はガチャガチャうるさい曲だと思って放置。しかし数か月後、聴いてみるとドはまり。 音楽人生が変わる。 MAXIMUM…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「LAST OF SUNNY DAY」編

ハイスタの曲に一言 その① 1 st ミニアルバム「LAST OF SUNNY DAY」 1994年発売だが、初めて聴いたのは確か96年。 WHO'LL BE THE NEXT→次のヒーローは誰だ?人生のクライマックスはまだなんだよ!背中を押してくれる。 DIGGING UP THE GROUND→毎日毎日穴を掘…

【訃報】「Hi-STANDARD」ドラマー・恒岡章さん死去 51歳 

辛いとき、悩んだとき、しんどいとき。 そこにはいつもHi-standardがいてHi-standardを聴いていた。 ハイスタは人生のアンセムだ。 毎日毎日同じ仕事に辟易「Digging Up The Ground」 若さは馬鹿。だが、それがいい「Teenagers Are All Assholes」 男の子は…

【書籍】「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ

「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ <所感> 北朝鮮から脱北して日本に住む著者。 実際の北朝鮮の暮らしや日本人拉致事件についてどう思っているか‥と思い目を通したが印象的な点は2つ。 ①「日本の精神文化の概念の「…

【書籍】「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ

「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ <メモ> 行間を補うために使う常識的な知識=「スキーマ」(心理学用語) スキーマによって本来は記憶できない量の情報を圧縮できる。 →スキーマが無いと表面上の意味が分かっても全体の論旨はわからない…

【書籍】「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー

「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー <メモ> 「認知的多様性」が重要性という。 違う見方をする者が強力しあうと、一人の時よりも多くの発見が得られる。 例え個人個人に高い洞察力があっても、集団で…

【書籍】「エネルギー」(上下)黒木亮

「エネルギー」(上下)黒木亮 <所感> 2008年発刊。国際的な資源ビジネスの当時の最前線を書いた経済小説。 圧倒的な情報量と取材力、そこに自身の実務経験が加わった黒木ワールド全開。 主に3つのテーマをもとに小説は進む。 ・サハリンの巨大ガス田開発…

【書籍】「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭

「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭 <所感> コミンテルンが仕掛けた歴史歪曲・捏造はかなり浸透している。 この浸透は従来メディアはもちろんだが、日本の国土の末端部でより色濃い。沖縄と北海道だ。 本書は北海…

【書籍】「Hot Pepperミラクル・ストーリー」平尾 勇司

「Hot Pepperミラクル・ストーリー - リクルート式「楽しい事業」のつくり方」平尾 勇司 <所感> 本書は2008年発刊。 2000年に誕生したホットペッパーは一大旋風を巻き起こした。 クーポン満載の冊子が無料で配布されていると知ったときは、学生だったこと…

【書籍】「破獄」吉村昭

「破獄」吉村昭 <所感> 破獄…囚人が牢獄を破って脱走すること。牢破り。脱獄 網走刑務所を含む4回の脱獄を実行した無期刑囚(佐久間)をモデルにした小説。 刑務所ごとに佐久間への接し方は変化し、その結果、佐久間とその関係者の心境なとても丁寧に書か…

【書籍】「高熱隧道」吉村昭

「高熱隧道」吉村昭 <所感> 隧道(すいどう)…トンネル。「ずいどう」とも言う。 現・関西電力の黒部川第三発電所の水路トンネル完成に至る工事における苦難を書いた小説。 苦難の最大の原因は現場が山奥にあるではない。 トンネルの建設現場に高熱の断層…

【書籍】「モスクワよ、さらば―ココム違反事件の背景」熊谷独

「モスクワよ、さらば―ココム違反事件の背景」熊谷独 <所感> ココム違反事件・・・1980年代に東芝機械ココム違反事件。ココム(対共産圏輸出統制委員会)の規則に違反した工作機械をソビエトに輸出した事件。 この工作機械によりソビエトの潜水艦技術が向…

【書籍】「ビジネス戦略から読む美術史」西岡 文彦

「ビジネス戦略から読む美術史」西岡 文彦 <所感> よく考えると当り前だが商品として市場価値があがるためは流動性が必須。 絵画という美術品が商品になるためのポイントは「キャンパス」という画材の誕生だったという指摘は納得。 キャンパスに書かれて持…

【書籍】「北朝鮮 1960 - 総連幹部・最初の告発」関貴星

「北朝鮮 1960 - 総連幹部・最初の告発」関貴星 <所感> 1960年代に北朝鮮への帰国運動が進められていた。そんな時代が始まる1960年に総連幹部だった著者が見た実態を書く。 帰国事業の大前提は、北朝鮮共和国(←当時はこれ)という新しい国を造るために同…

【書籍】「アジアの隼」黒木亮

「アジアの隼」黒木亮 <所感> ベトナムの火力発電所の入札をめぐる金融戦争。 日本長期債権銀行のベトナム事務所駐在の主人公が必死になって入札案件を取りにまい進する。ある仕事にそこまで打ち込めるというのは、苦労はさておき、羨ましさを覚える。 本…

【書籍】「トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て」黒木亮

「トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て」黒木亮 <所感> 国際協調融資の主幹事(→主幹事は左上に書かれるのでトップ・レフトと言われる)をめぐるビジネス小説。 米国投資銀行と本邦銀行のスタンスの違いがとても対比的。 言うまでもなく米国投資銀行は利…

【書籍】「どうで死ぬ身の一踊り」西村賢太

「どうで死ぬ身の一踊り」西村賢太 <所感> 大正期の作家(藤澤清造)を病的に愛する主人公(著者)の生活、それは貧しさと酒とDVによって構成される。 女に手を出しながら、復縁を懇願し土下座をする。しかしまた手を上げる。 自堕落の極みと言える生活を…

【書籍】「ロケット・ササキ - ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」大西康之

「ロケット・ササキ - ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」大西康之 <所感> ジョブズ亡き今、孫正義の生みの親と評することができる日本の偉人。早川電機(現:シャープ)出身。 本書を通じて伝わってくるのは佐々木氏の圧倒的な行動力。 人と…

【書籍】「変な絵」雨穴

「変な絵」雨穴 <所感> ミステリークリエイター&You tuberの穴雨氏による書籍。「変な家」に続く「変なシリーズ」となるのだろうか。 「変な家」では伏線が多すぎて複雑になった感があったが、今作ではその点が解消。読みやすい。 絵という視覚を通じたミ…

【雑記】虎ノ門ニュースという番組が終わった

今更だが11/18が最終回となった DHCテレビの虎ノ門ニュース終了は残念だった。 既存メディアがタブーとしてきたことはどこかの誰かの意図の反映であったことがわかる。 その意味で保守系ではなく当たり前のことを当たり前に発信したメディアと言えた。 自分…

【書籍】「不安ノ解体」青山繫晴

「不安ノ解体」青山繫晴 <所感> 国会議員は、「公約を掲げても選挙が受かれば何もしない」「料亭で会食」「裏金」というマイナスのイメージしかない。こんな人は多いと思う。 また、個人的には、一部の議員の国会質疑はマスコミで見るが、報道機関おバイア…

【雑記】今年はHanesのビーフィーTシャツで乗り切る

今年は7月にヘインズのビーフィー Tシャツ(白2枚)を購入。 基本的には日中はこれを着ていた。特に8~10月はほぼ毎日。 汗をかいて1日のうちに着替えることもしばしば。 感想: ・2枚ローテーションのせいか、5か月たってもほぼくたりなし。凄い。 ・しかし…

【書籍】「私の1960年代」山本 義隆

「私の1960年代」山本 義隆 <所感> 1990年の後半に駿台予備校 お茶の水校3号館で浪人時代を過ごした。 物理の講師はいつもシャツを古びれジーンズにタックインしている人だった。 その浪人時代の最後の授業のときその人はこういった。 「大学に入ったらあ…