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【書籍】「コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画」冨山和彦

<メモ>

・危機マニュアルで対応できるものは危機ではない。コロナショックがまさにその事例。

・危機到来時の重症度合いを分けるものは?

→手元流用性(現預金)の潤沢さ、金融機関との信頼関係、平時に稼ぐ力(EBITDA)、自己資本の厚み

・危機に際して経営者に必要なものは?

→2つの想像力。

①これから起こりうることへの想像力、②対応策の効果の想像力

だだし想像力に歴史法則、ファクト、ロジックに基づくことが大事。

・修羅場の経営で重要なことは?

→空気を読まないこと。必要なのは生き残る確信、合理的で冷徹で迅速な判断力と実行力。

①短期的PLよりも日々のキャッシュ。Cash is king

②リーダーは情報を徹底的に集め、孤独に独断で決断。

・個人がすべきことは?

→近視眼的な経験や常識よりも、歴史から学ぶこと。

 会社組織固有のスキルではなく、世の中全般に通用する能力を磨くこと。

・努めている会社が再生状態になったら?

→将来マネジメントリーダーを目指す2030代ならばぎりぎりまで会社に残り修羅場

を経験するべき。ある意味、千載一遇のチャンス。

 

<アクション>

自分の会社固有スキルと世の中に通用する能力を棚卸する。

「自分はXX会社の(肩書)です」と言わない自己紹介を行う。