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【書籍】「フェイクニュースの見分け方」烏賀陽弘道

<メモ>

1)報道やニュースで注意すること。

・「意見」を排除すること。

意見とは論拠となる事実を欠いた記述。SNSの台頭により「意見」はとても多い。

 ただし例えば主要国の大統領や総理大臣といった特性のある発言者の意見は例外。

・主語がない文章に注目する。

根拠がないことが多い。

・書き手の価値判断が入った表現は排除すること。

印象操作の可能性大。表現の例:~と意気込んだ。~と決意を語った。~と胸を張った。~と反発した。

 

2)ニュースに対峙した際に認識しておくべきこと

・書いてないことは何か?

・マスコミはわからないと言わない

・フォロワー数が多い=信用度が高い、ではない。

 

<所感>

どれが事実で、どれが意見か。この視点をもってニュースにあたるだけでもニュースリテラシーは改善される。

情報が溢れる現代において、本来ならばその情報の取捨選択や精査を行うマスコミはその価値がもっと高まるべきであるが、そうなっていない。それはどうしてか?著者は朝日新聞出身。出身元に伝えてほしいものである。