「中国共産党暗黒の百年史」石平
<所感>
百年史である。つまり古くてもたったの100年前。
随分と過去の歴史というよりもついさきほどの出来事。そして何よりも現在進行形なことも多い。
どちらが酷いかという比較論に決してなってはいけないが、ナチスのユダヤ人虐殺のような出来事を恒常的に行っている。易姓革命における過去否定が継承されて、独裁主義となるとこうなるのか。
日本は大陸から多くの文化を学び昇華してきたが、この点を学ばなかった先人の英断は素晴らしい。
(ただし共産主義にはやられているけど)
1972年、日中国交正常化。
日本はなんのために共産党政権の中国と国交を結んだのか。結ばなければならなかったのか。
この答えが求められるのは50年後の2022年、つまり今だろう。
<目次>
第1章 浸透・乗っ取り・裏切りの中共裏工作史
第2章 繰り返される血まみれの大量虐殺史
第3章 侵略と虐殺と浄化の少数民族弾圧史
第4章 紅軍内大虐殺、陰謀と殺し合いの内ゲバ史
第5章 周恩来、美化された「悪魔の化身」の正体
第6章 女性と人民を食い物にした党幹部の貪欲・淫乱史
第7章 日本人をカモにした対日外交史と反日の系譜