「青天」若林正恭
何者かになったと思われているあの人。本人は何者にもなってないと思うかもしれない。しかし誰から思われる何者かになれる人もあまりいないだろう。
わかってはいる。所詮そんなものだ。
でも心の隅に「そんなことでいいのか?」という問いがある。
その問いがあればナニクソ魂に火が付く。だからと言って何者にはなれる保証はない。
だけどそこに向かうこと。それがあることが大事。
高校生の主人公(著者)は部活を通じてその想いを表現する。種目は日本ではマイナーなアメフト。ここが斬新。アメフトが好きだから。その想いが推進力となり、一歩だけ前に進む。
そう言えば大人になって市民ランナーになってレースに出たとき、目標は全て自分基準だった。マラソンなら自己ベスト更新のように。自己 対 己。
またトレランでの長距離なら完走が目標で、「そこに全力を置いてくること」これを心がけていた。きっと何者かになりたいと思っていたのだろうな。
