投資と読書と平凡サラリーマンの私。

25年秋~足関節脱臼骨折により隠居中の市民ランナー&個人投資家。元サブ3.5。

【小説】「青天」~ 何者かになる。腐らないために。自分のために。

「青天」若林正恭

何者かになったと思われているあの人。本人は何者にもなってないと思うかもしれない。しかし誰から思われる何者かになれる人もあまりいないだろう。

わかってはいる。所詮そんなものだ。
でも心の隅に「そんなことでいいのか?」という問いがある。
その問いがあればナニクソ魂に火が付く。だからと言って何者にはなれる保証はない。
だけどそこに向かうこと。それがあることが大事。

高校生の主人公(著者)は部活を通じてその想いを表現する。種目は日本ではマイナーなアメフト。ここが斬新。アメフトが好きだから。その想いが推進力となり、一歩だけ前に進む。

そう言えば大人になって市民ランナーになってレースに出たとき、目標は全て自分基準だった。マラソンなら自己ベスト更新のように。自己 対 己。
またトレランでの長距離なら完走が目標で、「そこに全力を置いてくること」これを心がけていた。きっと何者かになりたいと思っていたのだろうな。