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【書籍】「母と子でみるアウシュビッツ」早乙女 勝元

<所感>

ドイツ・ナチスが行ったアウシュビッツ強制収容所に関する本。

児童用書籍のカテゴリだが、写真やデータが豊富で読み手を選ばない。

驚異的なのはその写真の数と内容。

正直、昔の写真であるため解像度が低くくてまだよかったと感じるほどの正視に耐えないものばかり。

これがドイツ人が設置した強制収容所の実態であり、人間の所業である。

 

人類史の中でも素通りできない大虐殺の事例だ。

しかしこれが今、現在進行で行われているとしたら?しかも遠く離れた国ではなく隣国で?

そんな証言が多い。そこに対してせめて声も上げないということは何を意味するのだろうか。

(「人権」とか「平和」を標榜する人々に考えを伺いたい)

 

現在や未来を見るために歴史はある。