投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【書籍】「日本の絶望ランキング集 」大村大次郎 ~ 因果関係と相関関係の混同禁止令

「日本の絶望ランキング集 - 世界で第何位?」大村大次郎 <所感> 実質的に世界一の資産大国・債権国ではあるが、少子高齢化が進み、格差が広がる日本の衰退を防ぐ方策はあるか? とこれは本書の案内文。 本書にはデータが満載であり、そのデータは正しいの…

【書籍】「黄金比の縁」石田 夏穂 ~ 見た目には理由がある

「黄金比の縁」石田 夏穂 <所感> 主人公が「会社の不利益になる人間を採る」という信念をもった人事部採用担当の話。 この設定が本作の魅力の全て。 一方で、人事採用には正解がなく、時に属人的であり時に運ゲー。 そして「縁」というマジックワードで全て…

【日常】プラネタリウム天空 in東京スカイツリー ~ 涙で星が見えないプラネタリウム

東京スカイツリーにあるプラネタリウムに。 見たのは「Songs for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト」 単純に星や空を紹介する内容ではない。 星に関するエピソードと曲によって構成されるプログラム。 エピソードは少年時代の思い出、青年期の葛藤、…

【日常】ファントレイル100 ~ウエアの備忘録

FTR100の備忘録。 忘れないようにウエアと感想。 ★はよかったもの。 ①上半身 ★ファイントラックのドライレイヤー半袖→これは必須 ユニクロTシャツ→なんでもよい アームカバー→ずっと着用 ★モンベル薄手フリース(シャミースジャケット)→コンパクトになるの…

【日常】ファントレイル100 ~非日常空間を堪能。ひたすら足元を見つめながら。

FTR100ことFunTrails Round 秩父&奥武蔵100Kトレイルに初参加。 ところで100kmクラスのトレイルで人気があるのは信越五岳110k。 FTR100・・・距離:105km. 累積標高:約6,800m. 制限時間:31時間 信越五岳110・・・距離:111km. 累積標高:約4800m. 制限時…

【書籍】「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 ~ 現代は情報ノイズが多すぎる

「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 <所感> 静寂の重要性。 ただし静寂とは純粋に静かであることではなく所謂ノイズの無い状態。 全くの無音より作業音がある方が勉強がはかどるという事例が典型だろう。 また本書では騒音を聴覚騒音、情報騒…

【日常】キッザニア東京 ~ 子どもからの洗脳教育 by 財務省

キッザニア。それは子どもの仕事のために大人が仕事する場。 まー、子どもは楽しいだろう。 なんといってもリアル。 そんなキッザニア東京では期間限定「TAX WEEK 2023」が開催。 税について考えるとか言ってこんなアンケートが実施されていた。 「税金の使…

【日常】教科書カフェ ~ 小学生時代の教科書に再会

先日、東京都現代美術館の展覧会「あ、共感とかじゃなくて。」展で展示されていたのが「教科書カフェ」 集められた昔の小学校の教科書を読むことができた。 自分が使った教科書があるのか。というか、そもそも覚えているのか。。 しかし小4のときの国語の教…

【書籍】「ヘンな科学 - “イグノーベル賞”研究40講」五十嵐 杏南 ~ ビバ人体実験

「ヘンな科学―“イグノーベル賞”研究40講」五十嵐 杏南 <所感> ノーベル賞とパロディとされるイグノーベル賞。しかしどんな研究であってもいつだって探求心からできている。 研究内容よりも研究者の人間性も垣間見れる本。 特に「研究者はやってみた」の…

【書籍】「踊れ始祖鳥」くろだたけし ~ 切り取られた日常が心に届く。時に不安を伴って。

「踊れ始祖鳥」くろだたけし 短歌集。 身の回り半径5mの世界を素朴な言葉で切り出している。 五七五七七のリズムのキャッチコピーのようであり、そうでないような。 日常の中にある景色が心に何故かぼんやりと突き刺さる。時に不安を伴って。 世の中からそん…

【日常】「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館 ~ 共感というテーゼ

「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館 そんなタイトルの展覧会。 共感という相手の気持ちを理解すること、それはとても良いこと。 そんな絶対的なテーゼに多面的な見方を与えてれる展覧会と感じた。 これはこの展覧会名が「How I feel is not you…

【日常】「デイヴィッド・ホックニー展」@東京都現代美術館 ~ ポップアートを日常に。

「デイヴィッド・ホックニー展」@東京都現代美術館 好きな画家を聞かれた東京藝大生へのインタビューを見た。 その回答がアンディ・ウォーホルとデイヴィッド・ホックニーだった。 アンディ・ウォーホルはマリリンモンローを題材にしたポップアートで知って…

【書籍】「静寂の技法」 ~ 詰め込み過ぎないことが大事

「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 <所感> 静寂の重要性。 ただし静寂とは純粋に静かであることではなく所謂ノイズの無い状態。 全くの無音より作業音がある方が勉強がはかどるという事例が典型だろう。 また本書では騒音を聴覚騒音、情報騒…