2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「わたしは灰猫」青山繁晴 <所感> 純文学である。 尚、純文学と小説の違いは明確で個人的には以下のように定義する。 小説・・・間接的または直接的に著者が読者の感情をある一定の方向にもっていく意図がある。 純文学・・・上記の意図がない。少なくとも…
Q 株式会社は誰のものか? A 株主のもの 実際には従業員も大事であり、リーマンの自分としては従業員を大事にして欲しい願う気持ちが強い。しかし、現実世界はQ&Aの通りである。 例えば、冬のボーナス。一般的な情勢と同じく、弊社が減額。しかし、配当金は…
<所感> 世紀の難問「ポアンカレ予想」を証明したロシアの天才数学者ペレルマンのノンフィクション。ポアンカレ予想がどのように証明されたというよりも、ペレルマンがどうして人前から姿を消したのか、その人生にフォーカスした本。 ペレルマンはユダヤ人…
積立投資前提。 Q積立投資はいつから始めるべき? A いまから。長期間の積立が大事。長期とは5年、10年単位のこと。 Q投資金額は? A 失ってもいいと思える額の3~4倍。暴落リスクは最大30%と見込む。 Q日本の商品がいいのか? A日本向け:外国(or米国)向…
村上春樹氏による2000年シドニーオリンピック観戦記。 今更ながら読む。 著者は自他ともに認めるマラソンやトライアスロンといった長距離系種目や陸上の中長距離愛好者。ゆえに観戦種目もトライアスロンやマラソンが主体となっているのが特徴。 ホテル→観戦→…
<所感> その仕組みを理解することは自衛や選定の役に立つ。 また教祖とは決して「ザ・宗教」にとどまらない。ある一定の考えに基づく集団であれば全て当てはまる。(例:党、思想、サロン、ビジネス) サリンをまいた某宗教集団を想定して読むと非常に納得…
「失敗の本質」シリーズの4作目であり最終作品。 <ポイント> ・現実の戦略、作戦、戦術には消耗戦と機動戦が混在。機動戦はクラウゼヴィッツの戦争論。 ・このふたつの戦いは矛盾するが、どちらかを選択(二者択一)ではなく、どちらもある(二項動態)と…
11/6の日経平均終値は1991年以来の高値で2万4325円。失われた30年を感じる。 どうしてこんな株価になったのかはさておき、株価が高くなっても関係ないと言う人には、厚生年金と国民年金には加入していないんですか?と声をかけたい。 厚生年金と国民年金はGP…
先日、某証券口座に口座開設。と思いきや、10年前に口座は開設済ということが判明。 ただし登録情報が10年前で住所変更登録や口座変更が必要な状況(これは郵送手続きが必要!) あれこれ終わらせて、ようやく運用可能に。 証券口座は対象外だが、これが普通…
<メモ> 1.戦争の実態 全く新しい戦争の形態が出現した。 従来:武力的手段によって自分の意思を敵に強制的に受け入れさせる ↓ 現代:武力と非武力、軍事と非軍事、殺傷と非殺傷の手段を含むすべての手段によって、敵を強制して自分の利益を満たす 2.戦…
<メモ> 1)なぜローカル経済か? 日本のGDPと雇用の7割はサービス業(製造業ではない)。 サービス業の大半はローカル企業。経済構造的にも対象となるのは基本的にローカルのまま。 最もKPIは労働生産性。伸び代が大きい。 2) ローカル経済圏の特徴 生産性…