投資と読書と平凡サラリーマンの私。

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リベラルアーツ

【雑記】「超危険生物展」@国立科学博物館 ~ 一番な危険な生物

「超危険生物展」@国立科学博物館 先月の「大絶滅展」に続いて今月も国立科学博物館へ。 混んではいたが大絶滅展のような人しか見えない状態ではなくて一安心。 パワー、牙、毒、電気など。生物がもつ危険な能力が見事に展示。 しかし一番危険なのは人間な…

【書籍】「新説 恐竜学」~ 映画「ドラえもん のび太と首長竜」

「新説 恐竜学」平山廉 新説 恐竜学 作者:平山 廉 カンゼン Amazon <感想> 恐竜の定義を踏まえると「ドラえもん のび太の恐竜」にでてくるピー助は首長竜で恐竜ではない。 衝撃的。 思わず謝辞に乗っていた友人に連絡すると「それは実は原作当時からそう。…

【書籍】「2034 未来予測」~ 不合理さが価値を持つ世界に

「2034 未来予測 - AI(きみ)のいる明日」中島聡 2034 未来予測――AI(きみ)のいる明日 作者:中島聡 徳間書店 Amazon <感想> 怖い。未来が怖い。 自分のようなAIに無知かつ素人にもわかりやすく、AIのある未来像が描かれている。 そこにある未来は便…

【書籍】「「ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから」~大切に扱ってないだけ

「ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから」一川 誠 ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから 作者:一川 誠 SBクリエイティブ Amazon <メモ>「タイパを追求している人は、充実した時間を過ごしたという感覚を得にくい」「人は自…

【雑記】「大絶滅展」国立科学博物館~ 6回目の絶滅が火山であればよい

上野の国立科学博物館の「大絶滅展」に。 開演30分前に並んで9時半に入館。寒く無くてよかった。 地球の歴史の中で絶滅と言えば恐竜の絶滅ぐらいしか知らなかったが、その他4回の絶滅があったとのこと。 つまり合計5回の絶滅の時代が、そしてその4回の理…

【書籍】「透析を止めた日」~終わりがくるのに終わり方がわからない透析

「透析を止めた日」堀川恵子 透析を止めた日 作者:堀川惠子 講談社 Amazon <所感> 「どう死ねばよいのか、それが分からなかった」 いつかは透析を維持できない時が来る。人生最後の数日は人生最大の苦しみとなる。 これは透析にはがんのような緩和ケアが適…

【書籍】「独裁者の倒し方」~独裁者こそ怯えるもの。 

「独裁者の倒し方―暴君たちの実は危うい権力構造」 独裁者の倒し方: 暴君たちの実は危うい権力構造 作者:マーセル・ディルサス 東洋経済新報社 Amazon <感想> 独裁者誕生の要素の大きな一つが資源国であることのようだ。 その資源をいかに自分のものとする…

【書籍】「実子誘拐ビジネスの闇」~ 人権を謳う利権集団による画策

「実子誘拐ビジネスの闇」池田良子 実子誘拐ビジネスの闇 作者:池田良子 飛鳥新社 Amazon <感想> 人権という言葉は気が付けば都合がいい単語になっている。 誰の都合か?その言葉を使う人にとってだろう。 「人権」を「利権」に置き換えると実態がよく見え…

【書籍】「近現代短歌」穂村 弘 ~ 短歌をザッピングする。まずはそれでいいのでは?

近現代短歌 古典新訳コレクション (河出文庫) 作者:穂村弘 河出書房新社 Amazon 「近現代短歌」穂村 弘 <感想> 歌集が苦手である。 理由は淡々と短歌が連ねられているとどこに着目してよいか分からなくなるから(句集も同じ理由で苦手) 歌集としてあるテ…

【書籍】「ドキュメント戦争広告代理店 」 ~ オールドメディアは誰のためのPRをしているのやら

ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 作者:高木徹 講談社 Amazon 「ドキュメント戦争広告代理店 - 情報操作とボスニア紛争」高木徹 <感想> 良書。外交にとってのPR (=Public Relations)の重要性を裏付ける好例。 *PR会社…

【書籍】「ハッピークラシー」~ 幸せに支配される幸福至上主義そして幸福市場主義

ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常 作者:エドガー・カバナス,エヴァ・イルーズ,山田陽子 みすず書房 Amazon 「ハッピークラシー―「幸せ」願望に支配される日常」エドガー・カバナス、エヴァ・イルーズ <感想> ハッピー(happy)=幸せ。クラシ…

【書籍】 「役に立たない」科学が役に立つ ~ 少なくとも題名は要改善

「役に立たない」科学が役に立つ 作者:エイブラハム・フレクスナー,ロベルト・ダイクラーフ 東京大学出版会 Amazon 「役に立たない」科学が役に立つ <感想> タイトル負け。 役に立たないと思われた科学的知見が実はこんな発明、発見、発展に! そんな内容…

【展示会】ガウディ没後100年公式事業 ネイキッド・ミーツ~ ガウディの思考を体感する

ガウディの伝言 (光文社新書) 作者:外尾 悦郎 光文社 Amazon ガウディ没後100年公式事業 ネイキッド・ミーツ(NAKED meets) ガウディ展 場所:天王洲 SNSでこの開催を知る。衝動的に向かう。 ガウディの建物は有機的である。 この場合の「有機的」とは炭素を…

【書籍】「国家の生贄」~ 被害者を作るスキームのひとつ

「 国家の生贄 作者:福田ますみ 飛鳥新社 Amazon <感想>2025年11月30日発刊。衝撃の内容。もっと話題になって欲しい本。旧統一教会は霊感商法で多くの被害者をだした反社会的集団なので信者には何をしてもよい、手荒な脱会説得は仕方ない。一見すると誰も…

【書籍】「イマジナリー・ネガティブ」~ 自分が思っているそれは誰かによるものかもしれない

イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇 (集英社新書) 作者:久保(川合)南海子 集英社 Amazon 「イマジナリー・ネガティブ―認知科学で読み解く「こころ」の闇」 <メモ> ・プロジェクション→作り出した意味、表像を世界に投射し、物理…

【書籍】音読で外国語が話せるようになる科学 ~ 音読の重要性はわかるが。。

音読で外国語が話せるようになる科学 科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践 (サイエンス・アイ新書) 作者:門田 修平 SBクリエイティブ Amazon 「音読で外国語が話せるようになる科学―科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践」 門田 修平 <所感…

【書籍】「過疎ビジネス」~ お任せ民主主義は過疎により加速し、公金チューチューへ

過疎ビジネス (集英社新書) 作者:横山勲 集英社 Amazon 「過疎ビジネス」横山勲 <感想> 福島県の小さな町で「企業版ふるさと納税」という公金ビジネスの実態。公金ビジネスを生業とするコンサルが悪の根源かと思いきや、そうでもないとところが根深い。行…

【書籍】「善良なウイルス」~ ウイルスとは負の側面ばかりではない

善良なウイルス 世にも数奇なファージ医療の歴史 (文春e-book) 作者:トム・アイルランド 文藝春秋 Amazon 「善良なウイルス 世にも数奇なファージ医療の歴史」トム・アイルランド<感想>2025年のベスト5冊に入れたい本。そのくらい惹きつけられる本。本書の…

【書籍】「多元宇宙論集中講義」~ マルチバース宇宙論というサイエンス

「多元宇宙論集中講義」野村 泰紀 多元宇宙(マルチバース)論集中講義 (扶桑社BOOKS新書) 作者:野村 泰紀 扶桑社 Amazon <感想> 最近、you tubeでもよく拝見する筆者が凄い物理学者(語彙力) そんな学者が多元宇宙論、つまりマルチバース論を噛みに…

【書籍】「世界秩序が変わるとき」~ 変化が起こったときにどうするかは自分で

世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ (文春新書) 作者:齋藤 ジン 文藝春秋 Amazon 「世界秩序が変わるとき―新自由主義からのゲームチェンジ」齋藤ジン <感想> ソロスを儲けさせた伝説のコンサル、、らしい。 著者は「自分の仕事は環境の…

【書籍】「会話の0.2秒を言語学する」~ 今、自分ができていることを考察してみる

会話の0.2秒を言語学する 作者:水野太貴 新潮社 Amazon 「会話の0.2秒を言語学する」水野 太貴 <感想> 言語学の奥深いところは「日常的に日本語を運用できているのに、説明が難しい、そ してできない」という点に着目していることだろう。(最も人体に関す…

【書籍】「植物に死はあるのか」~ 老いて死ぬことは進化の過程で得た仕組み

植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間 (SB新書) 作者:稲垣 栄洋 SBクリエイティブ Amazon 「植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間」稲垣栄洋 <所感> 植物学者の著者による不思議なサイエンス小説。サイエンスミステリーともいえる。 …

【書籍】「エッシャー完全解読」~だまされる理由の裏側を読み説くという探求心

エッシャー完全解読――なぜ不可能が可能に見えるのか 作者:近藤滋 みすず書房 Amazon 「エッシャー完全解読 なぜ不可能が可能に見えるのか」近藤滋 <所感> 誰もが一度は目にしたことがあるはずのエッシャーのだまし絵。(代表作品のひとつが「滝」) そのト…

【書籍】「動物になって生きてみた」~最強のエスノグラフィー。というかアタオカ。

動物になって生きてみた (河出文庫) 作者:チャールズ・フォスター 河出書房新社 Amazon 「動物になって生きてみた」チャールズ・フォスター <所感> クレイジーである。 獣医外科医でもある著者が大自然のなかで野生動物として生きて、動物目線の世界を探る…

【書籍】「「LGBTの語られざるリアル 」~ ただイデオロギーを主張したいだけ

LGBTの語られざるリアル 作者:ジェイソン・モーガン,我那覇真子 ビジネス社 Amazon 「LGBTの語られざるリアル - 日本はアメリカの悲劇に学べ!」 ジェイソン・モーガン、我那覇真子 <感想> 副題がすべてと言える。すでに表面化している悲劇がある以上、軽々…

【書籍】「翻訳できない世界のことば」~言語がもつ味わいを

翻訳できない世界のことば 作者:エラ・フランシス・サンダース 創元社 Amazon 「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース <所感> 厳密な意味で人工言語ができないことがわかるともいえる。 その言葉に含まれる意味はその言葉が使用される…

【書籍】「運命の子 トリソミー」~ 何年も生きるつもりで生きれることは当たり前じゃない

運命の子 トリソミー 完全版 (小学館文庫) 作者:松永正訓 小学館 Amazon 「運命の子 トリソミー」松永 正訓 <所感> とても考えさせられる本。 染色体は通常2本1組。これが3本になったものがトリソミー。染色体の異常である。 18番目の染色体がトリソミーと…

【日常】「岡崎乾二郎 而今而後」~可塑性の造形と絵画の融合

「岡崎乾二郎 而今而後」@東京都現代美術館 美術に触れて何かを感じる、それが芸術。Don’t think, feel。 単に知識がないだけだが。 巨大な絵は可塑性の可能性を前面に出した作品でカッコイイ(語彙力) 前から見ると表面的だが、筆圧はとても立体的。 ちな…

【書籍】「アマテラスの暗号」~ 日本人はどこから来たのか?そこに超限戦の工作も。

アマテラスの暗号(上) (宝島社文庫) 作者:伊勢谷 武 宝島社 Amazon アマテラスの暗号(下) (宝島社文庫) 作者:伊勢谷 武 宝島社 Amazon 「アマテラスの暗号」 <感想> 凄まじく面白い。 日本版のダビンチコードと称されるがそれよりも惹きつけられるのは…

【書籍】「世界はなぜ地獄になるのか」 ~リベラルという危うさと幻想。そして中道へ。

世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書) 作者:橘玲 小学館 Amazon 「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲 <所感> リベラルという考え方への問題提起。 リベラルというとこれからの新しい革新的な考え方と訳される。 そしてその流れなのか、日本ではリベラルを…