投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

【音楽】NOFXツアーとPUNKSPRING ~余韻に浸って健さんのコラムを読み返す

NOFX大阪公演からのパンクスプリング2024。

余韻と感傷に浸っている。

 

NOFXのJapanフィナルツアー参加は恒さん、難波さん、健さんのハイスタ3人の約束だった。

その約束事項が全て終わってしまった。

ZAXさんのドラムより見事にライブを成立させたのだが、ハイスタは本当の意味で次のステージに移る。

 

改めて健さんのあのコラムを読む。

昨日の今日だから読む。

https://www.pizzaofdeath.com/column-ken/vol-107/

恒さんへの思い出と愛情に満ち溢れたコラム。

人生の中で誰かと希望と野望をもって情熱を注いで、そして事を成し遂げる。

バンドとは友人なのか、仕事なのか、それとも家族に近いのか。

それが何かわからないけど掛けがえのない仲間と言えるはずだ。それがわかる。痛いほどに。

 

ハーボルを飲みながら、久々に読みかえると涙が止まらなくなった。

(コラムより)「僕達は、世界一のロックンロールバンドだった。」

いや、まだ過去形じゃない。

 

 

 

 

 

【音楽】PUNKSPRING 2024 ~NOFXのための一日

2024.3.17 PUNKSPRING 2024の2日目はNOFXのための日だった。

 

NOFXの前にはハイスタ。

Fat Wrenchのスタジオで初めてレコーディングをしたというGrowing upから始まる。

この瞬間に一気にボルテージは最高潮に。

そしてNOFXのツアーで初披露目のMy first kiss、そしてBrand new sunsetも。

Brand new sunsetの切なさは何とも言えない。きっと、ここにいた多くのオールドキッズ、40代や50代の人間があの頃を思い出したことだろう。

途中で難波さんはこんなことを言った「NOFXの日本でのライブはたぶんこれで終わり。でも俺たちはまだまだ続けます」

この言葉に力をもらった人はどのくらいいただろう。

ハイスタと同じ時代に生まれたよかった。本当に。

 

一般チケットエリアのほぼ最前列はどこかのライブハウスのようなダイバーの嵐。

終演後はTシャツを汗が絞れるほど。そんなハイスタのライブ。

ラストはTurning back。ハイスタはまたライブするよ。そんなメッセージと信じたい。

 

NOFX。ハイスタがリスペクトしてやまないNOFX。それは他のバンドも同じで、NOFXのライブ時にはステージの両袖に多くの見学者が。きっとみんなバンドマンだろう。

バンドがバンドをリスペクトする光景はとてもいい。

ラストは長尺で有名なDecline。みんなが待ち望んだであろう難波さん、健さんが飛び入り参加で締める。

NOFX、ありがとう!

 

 

The Greatest Songs Ever...

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  • アーティスト:NOFX
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【日常】ハイスタのMAKING THE ROAD Tourの思い出~札幌に飛ぶ~

1999年の某日。大学時代。大阪の下宿先のローソンのロッピーの前でスタンバイ。

チケット発券時刻と同時に購入を試みるも空いているは札幌公演のみ。

遠いなあと一瞬迷ったが購入。

 

7月、飛行機で関西から札幌へ。向かう先はZEPP SAPPORO

7/18 Hi-STANDARD「MAKING THE ROAD Tour 札幌公演」である。

初めてのハイスタライブに興奮と感動したたま友人宅で一泊。

夏休みの塾講師のバイトのため翌日には札幌から北陸に向かった。

バイト代が飛行機代でかなりふっとんだが、ただただ満足。

これからバイトしたらもっとライブに行ける。

大人になって働いたらさらにいけるはず!

 

そんな99年夏の思い出。

まさか翌年の2000年からハイスタが実質解散とも言える活動休止になるとは。

そこから復活まで11年かかるとは。

そしてその12年後にドラムの恒さんが亡くなるとは。

 

そして大人になると交通費がどうとかよりも時間が貴重であることに気が付く。

ライブもなかなかいけない。

 

さらに加えてバンドは水物である。今日が最後かもしれない。

ただただその瞬間が続いているだけであり、いつ終わるかわからない。

だから見たいと思ったバンドのライブはそう思ったときがまさに行くべき時だ。

 

 

 

【投資】エヌビディアに手を出す

生成AIが流行りである。

今年になって買ってみたNVDA(エヌビディア)が早くも+50%。

なんということでしょう。

 

半導体産業の片隅のさらに隅っこに関わっているがど、NVDAに死角は皆無ということが肌感覚。

(だからといって株価が上がるかは別だが)

 

 

 

【雑誌】月刊Hanada4月号、河井克行氏の連載 ~ 地方マスコミの幻想論

元法相の河井克行衆院議員は選挙違反事件で実刑判決を受け服役をしていた。(個人的にはこの事件、買収された議員の罪は不問になっている点にとても闇深いものを感じている)

そんな河井氏は服役中は「獄中日記」、昨年の仮釈放後は「いざ、再出発」と題名を変えたエッセイを月刊Hanadaにて連載している。これがとても面白く、Hanadaの中で欠かさず読んでいるタイトルのひとつ。
そんな月刊Hanada4月号の「いざ、再出発」では、地元であり地元の広島での関係者との再会が多く述べられている。

ここで非常にひかっかるのは地元のマスコミの質。特に中国新聞
石丸 安芸高田市長に対するそれのように、とても中立的と思えない姿勢がここでも見られる。

各地にはその土地をしきるマスコミ(新聞社やテレビ局)がある。
知る権利による報道の大義の旗を振っているが、そこにはどんな信念があるのだろう。
公平で中立的な報道という幻想を標榜するくらいならば、いっそ放送法の対象外である地方新聞社は自分たちのスタンスを明確にして欲しい限り。

 

 

 

【書籍】「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子 ~ 強く戦うことが見たい

「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子

 

<感想>

小説は最後まで目を通さないと味わいが半減。

と思いながら読了したが残念ながら最後まで没入できなかった。

読解力の無さだろうか。はたまた好みの問題か。

 

個人的にはきっと、少年には力強くあって欲しかったから。そんな姿を見たかったから。

戦った結果はどうであれそんな仮定に惹かれるのだ。

 

 

 

<内容紹介>

「大きくなること、それは悲劇である」。この箴言を胸に十一歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指すリトル・アリョーヒンとなる。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す。静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。

 

【日常】地方から上京した凡人の生き方 ~ MOROHAより

MOROHAの歌はなかなか聴けない。

理由はその歌があまりにも突き刺ささりすぎるから。

ここまで心を抉られると対峙するのが難しい。

 

「上京タワー」(アルバム「MOROHA IV」)

ずっとこの街で年をとるの?

絶対嫌だ 行くならば今だ

経験 感性や可能性

無闇に信じ飛び出した故郷

 

何者かになりたいと思ったけどなれると思ったけど、気が付くと何者にもなれてはいない。

時が流れて歳を重ねるとその現実を受け入れている。

あの日に上京した地方出身者のきっとほとんどの、いやかなり多くの人はそうかもしれない。

少なくとも自分はそう感じている。

 

じゃあそんな凡人はどうする?MOROHAは決して諦めない。

ただ人生を真っ当することを叫ぶ(文字通り叫んでいる)

そう、決して自暴自棄になるわけでもなく愚直に進むことを。

この信念はeastern youthにも通じる点がある。

 

「三文銭」(アルバム「MOROHA Ⅱ」)

ぶっ飛んでなくていいぜ。いかれてなくたっていいぜ。

普通でいいんだ。

真っ当は真っ当なりにお前を全うしろよ。

おれはおれを全うするよ

 

何が言いたいのか?

故郷の景色は大事ということ。

 

MOROHA II

MOROHA II

  • アーティスト:MOROHA
  • Rose Records
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MOROHA IV(通常盤)