投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【書籍】「転職の思考法」北野唯我

<メモ> ・マーケットバリューは産業次第。 ・転職時やってはいけないこと→10年前と全く同じサービスを同じ顧客に売っている 会社を狙うこと。 ・100万人が参加しているゲームで一番を目指すのではなく、いずれ100万人が参加するゲームに一番のりすること。…

【書籍】「数字が明かす小説の秘密」ベン・ブラット

<メモ> ・名作英米小説の言葉(単語)と数字(頻度)を分析することで、小説や文体の傾向や特徴をさぐるという本。ある単語を手作業で数えるとすると気が遠くなる。が、コンピューターを使えば瞬殺。 ・名作には-ly型副詞が少ない。 ・男性が使いがちな単…

【書籍】「目に見えぬ侵略~中国のオーストラリア支配計画」クライブ・ハミルトン

本書の内容は副題が全てである。これは物語ではなく、現実世界の話。 原題は「silent invasion」。インベーダーゲームのinvadeは「侵略する」「侵入する」の意味で、この名詞形がinvasion。気が付かないうちに、現代社会において国家が侵略する実況中継の本…

【書籍】「疫病 2020」門田隆将

<ポイント> 日本には国家の危機に対応できる憲法や各種法体系が存在しない。そのために専門組織がない。 新型ウイルスを契機として、大至急、国家的危機を想定した備えを構築すべし。 <メモ> ・新型ウイルスの発生場所や拡散の理由がChinaであることは明…

【書籍】「アパレル興亡」黒木亮

<メモ> ・日本の繊維業界の昭和初期から現在(ユニクロやZOZO)までを書いた巨編。 軽工業の雄であった繊維産業の栄光と変革が見事に書かれている。 ・ワンマン社長経営、新興勢力、業界再編、物言う株主など臨場感満載。 ・バブル崩壊後の経済状況しか知…

【書籍】「コーポレート・トランスフォーメーション~日本の会社をつくり変える」冨山和彦

<メモ> 日本的企業経営の三種の神器→終身雇用、寝耕世、企業別労働組合。 大量生産を行う製造業(工場)において力を発揮する。 BCGが初期に売りにしていた戦略コンセプトは「経験曲線」と「PPM(プロダクトポートフォリオ経営)」。 これは量とコストの連…

【書籍】「コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画」冨山和彦

<メモ> ・危機マニュアルで対応できるものは危機ではない。コロナショックがまさにその事例。 ・危機到来時の重症度合いを分けるものは? →手元流用性(現預金)の潤沢さ、金融機関との信頼関係、平時に稼ぐ力(EBITDA)、自己資本の厚み ・危機に際して経…

年収1000万円という目標値

SNSを見ると胡散臭い意識高い系がはびこる。 いや、そうでなくてもそもそも優秀な人間が研鑽を積み、成果を上げ、報酬を得ている。 そんな中、2流大学からでもどこまでいけるか?と考える凡人の悪あがき。 平成30年度 国税庁の「民間給与実態統計調査」によ…