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【書籍】「静寂の技法」 ~ 詰め込み過ぎないことが大事

「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」

 

<所感>

静寂の重要性。

ただし静寂とは純粋に静かであることではなく所謂ノイズの無い状態。

全くの無音より作業音がある方が勉強がはかどるという事例が典型だろう。

 

また本書では騒音を聴覚騒音、情報騒音、内部騒音の3つにカテゴライズする。

単純な騒音の聴覚騒音は言うに及ばず、特に情報騒音はSNSの普及で大きな問題となるだろう。(自覚があるかないかは別として)

 

いかに積極的に意図的に静寂を得ることが大事ということになる。

そのためには瞑想や座禅が重要だろうが、今はデジタルデトックスが重要と感じる。

 

自分としてはデジタルに触れているが、積極的にワイヤレスイヤホンで作業音を聞いている。

(この文を書いているまさに今も)

 

静寂の重要性は余白の美に通じるものがある。

詰め込み過ぎないことに意味があるということだ。

 

 

<目次>

第1部 静寂の意味と価値

第2部 静寂の科学

第3部 静寂の精神

第4部 内なる静寂

第5部 みなで静かに

第6部 静寂を尊ぶ社会