「ヘンな科学―“イグノーベル賞”研究40講」五十嵐 杏南
<所感>
ノーベル賞とパロディとされるイグノーベル賞。しかしどんな研究であってもいつだって探求心からできている。
研究内容よりも研究者の人間性も垣間見れる本。
特に「研究者はやってみた」の章は人体実験であり研究者の神髄。
・セルフ大腸内視鏡検査を行う研究者(←しかも日本人)
・死んだネズミを丸飲みして、う〇この中の動物の骨を観察する研究者(←考古学の発掘現場の動物の骨の分析に役に立つ)
狂人のラインの手前にいる研究者の姿がそこにある(褒め言葉)
<目次>
1 いつか何かの役に立つ!?(ポテチは音がするとより美味しく感じるか等)
2 風変わりな大発見(5歳児は1日に500ミリリットルのヨダレを流す等)
3 生き物の不思議な生態(ニシンはオナラで会話する等)
4 研究者はやってみた(研究のためならハチにも刺される等)
5 極めてピュアな好奇心(ネコは液体か?等)