ハイスタの曲に一言 その4.
4thフルアルバム「THE GIFT」
2017年発売。Making the road から18年ぶり!
90年代とは自分もメンバーも歳を重ねる。その時の流れを感じつつ、何よりもハイスタが贈ってくれた「ギフト」に感謝。まさかこれがあの3人による遺作になるとは。。
All Generations→全て世代のboysに。90年代に聴いていた世代も、今の世代も。みんなキッズ。
The Gift→このアルバムはハイスタからの贈物(gift)ではある。しかし、この曲はYou’ll find a gift given to you(与えられたものを知ることができる)と歌っている。きっとハイスタメンバー自身にとってハイスタと言うバントの意味がここに表れているのだろう。
Can I Be Kind To You→ちょっとハイスタっぽくない感じ。
Going Crazy→疾走感が溢れ出る。「Just Rock」に通じるものがある。
Time To Crow→ユーモアがある曲。「Tell Me Something, Happy News」の苦悩版と言った感じ。
My Girl→ハイスタに出てくる男の子は時に女の子に未練たらしい。この曲は一見、恋する二人のようだが、やけに未練さを感じる。
Hello My Junior→19年もたつとメンバーも大人になり親になる。我が子の奮闘を励ます・・・なんてことはない。「Get up and stand up」。男子のムスコよ、活躍せよ!Don’t stay home alone all day!
Big Ol' Clock→3.11を思って書いた曲。時間がかかるが、きっと。メロディーが素晴らしい。
We’re All Grown Up→「Growing Up」が人として成長しなくてはいけないという曲ならば、これは年月が流れて成長してしまったという曲。 Sweet memories and sour memories~というフレーズには活動停止から復活に至る思いが籠っていて泣ける。そして何よりもハイスタの歴史を振り返ったPVでさらに泣ける。
みんな待っていたのだ。
Punk Rock Is The Answer→ただパンク。ひたすらパンク。パンクが何かはどうでもいい。ただし大事はことは全てパンクロックにある。
I Know You Love Me→あの人がいなくなった。人生には残念だがすれ違いはある。
Free→道を作ってきたハイスタ。それでも紆余曲折はある。初心に戻るというか、あのころに語った夢を思い出す。ついにハイスタという存在がメンバー自身に戻ってきた。
そして恒さんへの送辞となる。