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【書籍】「不安ノ解体」青山繫晴

「不安ノ解体」青山繫晴

 

<所感>

国会議員は、「公約を掲げても選挙が受かれば何もしない」「料亭で会食」「裏金」というマイナスのイメージしかない。こんな人は多いと思う。

また、個人的には、一部の議員の国会質疑はマスコミで見るが、報道機関おバイアスがかかりまくりと感じている。

 

しかし大事な国会議員は有権者である自分自身の大事な一票によって選ばれる代理人である(注:代表ではなく代理人)。国会議員としての働き・活動はどんなものであれ、それは、もはや各議員個人が発信する時代であると考える。

その意味では参議院議員である著者の本書は「議員活動とはどんなものか」、その一端が垣間見れる内容である。黙々と献身している議員もいるのだ。

 

自分で自分で発信をというと、自己PRになりそうである。もちろんそれはそれでいい。ただし日本の国会議員である以上は活動の根底には国家観があって欲しい。

国家観に基づいて政策が取られる。これこそが国家運営だろう。

そして、そう考え投票する有権者が増えれば、この国は本当の意味で国家になると信じたい。

 

<目次>

源流の章 ソノ不安ヲ解体スル

一の章  希望の春は潰えず

二の章  わたしたちはもはや裸足ではない

三の章  あぁ脱藩

四の章  一人の中の悪魔と天使

五の章  動乱の夏をまっすぐ生きよう

六の章  国会議員とは何者か

七の章  では次に、国会とは何か

八の章  知られざる日々

九の章  初陣は朗らかに

十の章  打ち破って、護る

十一の章 社会には治すべき「癖」がある

十二の章 暗黒国会を生きる

十三の章 危機はいつも新しい仮面を付ける

十四の章 何のために生きるかを考える、それが日本の改憲

十五の章 日本の暗黒を知る

十六の章 暗黒を超ゆるは明日ならず

大海の章 不安ノ解体ハ一日ニシテ成ラズ