「北海道が危ない!」砂川陣
<所感>
「差別撤廃」「人権尊重」「平和」「平等」・・・・大きな大義名分を声高に叫ぶ団体には違和感を感じている。
理由は誰も否定しないこれらの言葉によって、誰かの利益が生まれているという実態があるから。
本書はプロ・アイヌによるアイヌ利権の現状をアイヌの血を引く著者が記す。
そっちの人には非常に不都合な真実。
問題の根底はいわゆる「アイヌ」民族の学術的な定義がなく、その認定が特定の団体に委ねられていることだという。
このためプロ・アイヌが生まれる。
そしてプロ・アイヌは自分たちが弱者であるからと様々な利権を要求し、国もそれにこたえてきた。
さらにはそんな現状を指摘することはタブーとされ、何か言うと言論弾圧にあう。
第二の同和利権であり、また沖縄でも同じ香りがする問題がある。
単に利権をむさぼるためか、それともその背後にはもっと大きな狙いがあるか。
まずは史実と現状に目を向けることが重要。
<目次>
序章 沖縄だけではない、北海道も危ない!
第2章 国民が知らないアイヌ利権の実態
第3章 アイヌを利用する人々
第4章 北の大地を赤く染めた北教組とメディア
第5章 ここまで進んでいる中国の土地買収