<所感>
新年に際して、再読。
才能よりも重要な能力、GRITことやり抜く力の重要性を説く。
ポイントはストレッチ目標を設定し、取り組むこと。
漫然とこなせることに時間や労力を費やすことは大事ではないことが理解できる。
これはランニングで例えると痛感。ただ心地よいジョグを繰り返してもタイムは向上しない。
その日々の練習の中に目標から算出したキツイと思えるメニューをすることの重要性が再確認できる。(そして、そんなメニューをこなせた後は何とも言えない満足感に浸ることができる)仕事であれば作業として業務をこなしてはならない、いかに付加価値を付けることができるかという姿勢が大事と理解することができる。
良書。
<内容>
1)「やり抜く力」とは?
ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けること。才能よりも重要なもの。
最上位の目標があり、そのための中位、下位の目標から成り立つ。
2)やり抜く力を伸ばす方法→内側から、外側から
①内側から
ポイントは意図的な練習をする。「1万時間成功法則」のような時間が全てではない。
やり方。ストレッチ目標(高めの目標)を設定→ストレッチ目標の達成を目指す→目標クリアのための試行錯誤の中で改善すべき点を把握して、繰り返す。
意図的な練習を。それは「大変!でも、楽しかった!」と言えるもの。
②外側から
最後までやり通すことを是とする。ただし辞めてもよい。それを自分で選ぶ。
子育てにおいては、親をまねるという子どもの本能を理解すること。
偉大なメンバーのいるチームに入る。