「習近平政権の権力構造 - 1人が14億人を統べる理由」
<所感>
習近平がいかに自分の権力を強化してきたかを記す本。
ただしChinaの将来は以下の課題に集約される。
国は引っ越しはできない以上、近隣国である日本国民としてはこの課題の影響は無視できないし、楽観視してはいけない。
ただし一方で、China国家の理念や方針は逆に明確と言える。
そんな独裁体制であることや、独裁国家の理念の内容はさておき、トップの理念が明確というのはなんとも羨ましい限り。
<目次>
第1章 習氏の権力掌握への道―ビジュアルデータ篇
第2章 習氏の権力掌握術―その緻密な組織・人事戦略
第3章 政治家「習近平」はどうつくられたか―思想と政策の源流を探る
第4章 習近平氏を待つ課題―100年目標の行方