「ネトゲ戦記」暇空 茜
<所感>
発刊前にウエブで公開されていたブログを書籍化した本。
ブログ時代にも読んだが改めて購入。
メインは第3部。2部を前提とした話はあるが裁判とは何か?を学ぶことができる。
(ゲーマじゃなければ1部はスルー推奨)
結論「裁判とは裁判官わからせゲーム」
つまり決して正しいことが認められる場ではな。裁判官が正しいと思ったことが正となる。
そんなゲームであると。
著者はその観点に立脚して裁判を戦い抜き(もちろん弁護士とともにだが)、そして最高裁で得るものを得る。
そんなゲームのノンフィクション小説。
しかし途中で裁判関連の書面がでてくるが文字が小さくて読みにくい。この点を改善してほしかった。
裁判はその結果もさることながら、それまでに費やすエネルギーが膨大。
裁判と無関係の人生がいいなあと痛感する。
<目次>
第1部 ネトゲ編
第2部 起業編
第3部 裁判編