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【書籍】「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ

「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ

 

<メモ>

行間を補うために使う常識的な知識=「スキーマ」(心理学用語)

スキーマによって本来は記憶できない量の情報を圧縮できる。

スキーマが無いと表面上の意味が分かっても全体の論旨はわからない。

この意味では例えば語学学習においては単語単体の意味を知ることだけでは不十分。

(例えば単語の知識。「壊す」を「break」と覚えても、他にも「壊す」の意味では「rip」「tear」「smash」「crash」「bend」等がある)

 

「知識」を「生かす知識」をすることが重要。

どうする?→向上することの挑戦を止めないことが大事。単に時間をかけることではない。

そのためには?→思い込みから脱却すること。創造性が重要。

 

千里の道も一歩からではあるが、その一歩は単なる数字上の一歩ではないのだ。

 

<目次>

第1章 記憶と知識

第2章 知識のシステムを創る―子どもの言語の学習から学ぶ

第3章 乗り越えなければならない壁―誤ったスキーマの克服

第4章 学びを極める―熟達するとはどういうことか

第5章 熟達による脳の変化

第6章 「生きた知識」を生む知識観

第7章 超一流の達人になる

終章 探究人を育てる