リズム&ドラム・マガジン2023年7月号
ありがとう、ボクらのドラム・ヒーロー 恒岡 章
<所感>
自分にとってのヒーローは誰か?
90年代後半に10代を迎えた多くの音楽好きがそうであるだろうが、ヒーローはHi-standardの3人だ。
ヒーローというか青春を担ってくれたバンドだ。
恒さんはいつもフロントマンの一歩後ろにいるイメージだった。
インディーズマガジンでもフロントマンの2人だけがインタビューに応じる。
そんなこともあった。
ただし、ハイスタは素晴らしいバンドには必ず素晴らしいリズム隊がいるという言葉を体現しており、それは恒さんが担っていた。
今号の特集は恒さんの死去によって組まれた。そんな背景で特集なんで組んでほしくなかった。
しかしインタビューからはなかなか見ることのできなかった恒さんの一面が散見される。
(非常に珍しい家族に言及した話題もある)
恒さんの思想には触れない。それ以上にハイスタは自分の青春を彩ってくれた。感謝しかない。
恒さんはそんなハイスタメンバーで話したことのある人でもある。
ご冥福をお祈りいたします。
残りの2人は音を奏でるようです。
おかげでまだまだ自分にとっての青春はまだまだ続きそうです。