投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

【書籍】「モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」福田ますみ

「モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」福田ますみ <所感> 「不登校のバレー部の高校生が自殺、その母親は学校でいじめの形跡があったと主張。学校はいじめを否定」 こんな話を聞くと、どう考えても学校が悪く、事実を隠蔽…

【書籍】「スターリン 家族の肖像」福田ますみ

「スターリン 家族の肖像」福田ますみ <所感> 20世紀はもちろん人類史上でトップクラスの独裁者のスターリン。 その家族(妻、子、孫)に焦点を当て、何人かには直接インタビューを行いスターリンの素顔に迫っている。 ソ連という社会主義の国の独裁者の家…

【書籍】「暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う」福田ますみ

「暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う」福田ますみ <所感> 日本では安倍政権をマスコミ(マスゴミ)やいわゆるリベラルの言論人が「アベ独裁」と評していた。 しかし、その台詞が言えることこそが言論の自由が保たれている一番の証である。 ロシ…

【雑記】手作り至上主義は焼き芋には適さない

焼き芋が好きだ。 イモ類は炭水化物豊富なので避けている。特にジャガイモは。 しかしさつまいもは別。食物繊維が豊富。このメリットはでかい。 手軽においしくさつまいもを食べるとしたら焼き芋一択。 自宅で作る場合は「オーブン170℃で1時間、その後一晩保…

【書籍】「父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること」如月サラ

「父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること」如月サラ <所感> 東京は日本中の田舎モノ集まる場所。半分は地方出身者でと聞いたことがある。 多くの人は故郷に実家があり、親が住んでいるだろう。そしていつか寿命を迎える時が来る現実…

【日常】人が枯れ木になるとき

共働きだった両親に代わって、子どものころ平日や夏休みに毎日のようにお世話になった第二の母と言える人に会ってきた。2年ぶりの再会。 会った理由は、3日前に、昨年末から急に体調が悪くなったと連絡があったから。 2年ぶりにあった第二の母は別人だった。…

【書籍】「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ、又吉直樹

「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ、又吉直樹 五七五の形式ではない俳句である自由律俳句集。そして俳句にまつわるエッセイと写真が少々。 気に入った句と一言。 せきしろ作品 「醤油差しを倒すまでは幸せだった」 幸せな場が些細なことで一辺。誰…

【書籍】「日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」」門田隆将

「日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」」門田隆将 <所感> 1890年、日本は和歌山県沖でトルコのエルトゥールル号の遭難を助けた。 それから125年後、1985年にテヘランが空爆された際に日本人を助けたのはあの遭難事故で恩義を感じ…

【書籍】「経済学者が語るスポーツの力」佐々木勝

「経済学者が語るスポーツの力」佐々木勝 <所感> 興味深かったのは2点。 ①スポーツすることは社会人に役に立つはず 認知スキル…国語、数学、英語などの学習指導要領によるスキル 非認知スキル…協調性、自己管理、統率力、忍耐力、思いやりなど スポーツは…

【書籍】「中原中也 (日本語を味わう名詩入門)」 荻原昌好 編

「中原中也 (日本語を味わう名詩入門)」 荻原昌好 編 中原中也は「汚れちまった悲しみに…」で有名で夭逝した詩人。そんな印象だった。 しかし彼の詩にまともに触れたことはなかったので本書を手に取ってみた。 総じてその詩の行間にはもの悲しさと寂しさが見…

【書籍】「母と子でみるアウシュビッツ」早乙女 勝元

<所感> ドイツ・ナチスが行ったアウシュビッツ強制収容所に関する本。 児童用書籍のカテゴリだが、写真やデータが豊富で読み手を選ばない。 驚異的なのはその写真の数と内容。 正直、昔の写真であるため解像度が低くくてまだよかったと感じるほどの正視に…

【ランニング】ダニエル理論におけるEペースランニングをやってみる

マラソンのトレーニングメインのひとつがトレッドミルでのEペース走。 今月からこのペースをアップしてみた。 ペース:昨年まで:5’27(11.0 km/h) → 22年1月から 5’13 (11.0 km/h) 結果:心拍数+6。ラン時は気持ちいい感じ。しかし翌朝の疲労度はぐっと増え…

「超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」椿 進

「超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図」椿 進 <所感> 「データを基に世界を正しく見る習慣」が「ファクトフルネス」であるとすると、アフリカはイメージと実態の乖離が最も大きな地域かもしれない。 そもそも一口にアフリカと言っても…