投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

2023-01-01から1年間の記事一覧

【書籍】「素敵な日本人―東野圭吾短編集」東野圭吾

「素敵な日本人―東野圭吾短編集」東野圭吾 <所感> 9編の短編ミステリー集。 練りに練られた長編ミステリーは長編の良さがあるが、気軽に読める短編には短編の良さがある。 なんといってもさくっと読める。スナック感覚がよい。 各編には面白さの濃淡がある…

【書籍】「シンプルで合理的な人生設計」橘玲

「シンプルで合理的な人生設計」橘玲 <所感> 橘玲はよく著書(「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」など)において数値化による現実を示している。時にはそれが残酷な現実である。 逆にそんなデータから合理的に人生を過ごすことができるか?とい…

【書籍】外国語学習に成功する人、しない人 - 第二言語習得論への招待」白井 恭弘

「外国語学習に成功する人、しない人 - 第二言語習得論への招待」白井 恭弘 <所感> 「第二言語習得研究」としてその道の研究者が論じた外国語学習論。 外国語学習となると結局どうしたらいいのか?という点のみが気になってしまう。 大前提は何のため学習…

【書籍】「アスリートの科学 能力を極限まで引き出す秘密」久木留毅

「アスリートの科学 能力を極限まで引き出す秘密」久木留 毅 <所感> 幅広い観点(ウエイト、リカバリー、栄養など)で様々な協議に言及しているため、少し物足りなさもあるがリズミカルに読める本。 特に気になった点。 1.リカバリー 温水浴(36℃以上の…

【書籍】「死刑のある国で生きる」宮下洋一

「死刑のある国で生きる」宮下洋一 <所感> 「欧米諸国が人権の観点で死刑を廃止している。その潮流に合わせて日本も死刑を廃止すべき」という声がある。 果たしてそれが唯一の解なのかと考えさせてくれる本。 特に著者が指摘するのは欧米(の先進国)と日…

【雑記】国会議員としての仕事

国会議員の仕事は「国会質問」「議員立法」「質問主意書」。 国会議員の立場でこんな直談判をするのは国会議員としての仕事放棄以外の何物でもない。 なお、ガーシー議員は「質問主意書」を出しているので少なくとも国会議員としての仕事はしている。 【同性…

【書籍】「スマホ時代の哲学 - 失われた孤独をめぐる冒険」谷川 嘉浩

「スマホ時代の哲学 - 失われた孤独をめぐる冒険」谷川 嘉浩 <所感> 哲学と名の付く本では読みやすくそして考えさせられる本。良書。 デカルトが~とかニーチェが~と言う内容ではない。 哲学とは考えることそのもの。 そこで大事なのは「どのように考える…

【書籍】「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」田中修治

「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」田中修治 <所感> 2018年の発刊直後にちらっと眼を通してすぐに読むのをやめてしまっていた。 ただし最近ネット番組で著者を拝見する機会が多くなっていざ読んでみる。 そして数年越しの面白さに気が付く。 新社…

【ライブ】2023/2/15 居島一平エンドレスライブ「狂気の沙汰も客次第」第50回

2023/2/15 居島一平エンドレスライブ「狂気の沙汰も客次第」第50回 初めて、居島一平の漫談ライブに参加。 会場は新宿二丁目のAiSOTOPE LOUNGE。 小さなライブハウスという感じで雰囲気よし。 1.居島一平 漫談 「狂気の沙汰」を体現するとこうだという漫…

【書籍】「決戦!株主総会―ドキュメントLIXIL私闘の8カ月」秋葉大輔

「決戦!株主総会―ドキュメントLIXIL私闘の8カ月」秋葉大輔 <所感> コーポレートガバナンスとは企業統治と呼ばれるが実際にはどんなものか? 執行役・・・取締役のパフォーマンスを評価する 取締役・・・執行の判断の妥当性を評価する この関係性に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「ANOTHER STARTING LINE」編

ハイスタの曲に一言 その5. 「Love Is A Battlefield」から16年半ぶりとなった2016年リリースのシングル。 4曲収録されているがやっぱり「ANOTHER STARTING LINE」のためのCD。 2000年にハイスタが活動休止(後に実質的に解散だったとわかる)となって、心に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「THE GIFT」編

ハイスタの曲に一言 その4. 4thフルアルバム「THE GIFT」 2017年発売。Making the road から18年ぶり! 90年代とは自分もメンバーも歳を重ねる。その時の流れを感じつつ、何よりもハイスタが贈ってくれた「ギフト」に感謝。まさかこれがあの3人による遺作に…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「MAKING THE ROAD」編

ハイスタの曲に一言 その4. 3rdフルアルバム「MAKING THE ROAD」 初めてのハイスタのライブはMAKING THE ROAD Tour 札幌講演だった。 発売日に近所のローソンのロッピーで唯一買えたのがこの講演。 当時は大阪に住んでいたが、躊躇せずチケットを買った自分…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「ANGRY FIST」編

ハイスタの曲に一言 その3. 2ndフルアルバム「ANGRY FIST」 高校の同級生にこのアルバムを借りて聴きまくって、その後購入。 あれからもう20数年経つ。。 Start today→毎日をとてつもなく新しい気持ちで。いつだってハイスタは背中を押してくれる。意思を強…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「GROWING UP」編

ハイスタの曲に一言 その② 1stフルアルバム「GROWING UP」 1995年発売。友人からこれかっこいいとカセットテープ(!)を渡されて聴いた。 最初はガチャガチャうるさい曲だと思って放置。しかし数か月後、聴いてみるとドはまり。 音楽人生が変わる。 MAXIMUM…

【恒岡章 追悼】ハイスタを振り返る「LAST OF SUNNY DAY」編

ハイスタの曲に一言 その① 1 st ミニアルバム「LAST OF SUNNY DAY」 1994年発売だが、初めて聴いたのは確か96年。 WHO'LL BE THE NEXT→次のヒーローは誰だ?人生のクライマックスはまだなんだよ!背中を押してくれる。 DIGGING UP THE GROUND→毎日毎日穴を掘…

【訃報】「Hi-STANDARD」ドラマー・恒岡章さん死去 51歳 

辛いとき、悩んだとき、しんどいとき。 そこにはいつもHi-standardがいてHi-standardを聴いていた。 ハイスタは人生のアンセムだ。 毎日毎日同じ仕事に辟易「Digging Up The Ground」 若さは馬鹿。だが、それがいい「Teenagers Are All Assholes」 男の子は…

【書籍】「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ

「僕は「脱北You Tuber」―北朝鮮から命がけで日本に来た男」キム・ヨセフ <所感> 北朝鮮から脱北して日本に住む著者。 実際の北朝鮮の暮らしや日本人拉致事件についてどう思っているか‥と思い目を通したが印象的な点は2つ。 ①「日本の精神文化の概念の「…

【書籍】「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ

「学びとは何か―“探究人”になるために」今井むつみ <メモ> 行間を補うために使う常識的な知識=「スキーマ」(心理学用語) スキーマによって本来は記憶できない量の情報を圧縮できる。 →スキーマが無いと表面上の意味が分かっても全体の論旨はわからない…

【書籍】「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー

「多様性の科学―画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」サイド・マシュー <メモ> 「認知的多様性」が重要性という。 違う見方をする者が強力しあうと、一人の時よりも多くの発見が得られる。 例え個人個人に高い洞察力があっても、集団で…

【書籍】「エネルギー」(上下)黒木亮

「エネルギー」(上下)黒木亮 <所感> 2008年発刊。国際的な資源ビジネスの当時の最前線を書いた経済小説。 圧倒的な情報量と取材力、そこに自身の実務経験が加わった黒木ワールド全開。 主に3つのテーマをもとに小説は進む。 ・サハリンの巨大ガス田開発…

【書籍】「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭

「反日石碑テロとの闘い ―「中国人・朝鮮人強制連行」のウソを暴く」的場 光昭 <所感> コミンテルンが仕掛けた歴史歪曲・捏造はかなり浸透している。 この浸透は従来メディアはもちろんだが、日本の国土の末端部でより色濃い。沖縄と北海道だ。 本書は北海…

【書籍】「Hot Pepperミラクル・ストーリー」平尾 勇司

「Hot Pepperミラクル・ストーリー - リクルート式「楽しい事業」のつくり方」平尾 勇司 <所感> 本書は2008年発刊。 2000年に誕生したホットペッパーは一大旋風を巻き起こした。 クーポン満載の冊子が無料で配布されていると知ったときは、学生だったこと…