投資と読書と平凡サラリーマンの私。

読書とランニングと投資を行う平凡な社会人のブログ

【書籍】「魚のように」中脇 初枝 ~ 未来とは人が老いること。自分も。

「魚のように」中脇 初枝 <所感> 「魚のように」と「花盗人」の2編が収録。 なんと著者が17歳の時の作品。 表題の「魚のように」は僕の姉(高校生)とその友人の人間関係の話。 著者も登場人物も10代である。 そんな作品を読むには自分は年を取り過ぎたの…

【日常】一喜一憂せずに継続を。

24年1月から新NISAがスタート。 新しく投資スタートをした人はどのくらいだろう。 ここで日経平均を見ると、1月月初から1/18まで+6.5%。驚くべき上昇。 しかし少し遡ると、20年2-3月のコロナショックの時は約▲30%。 こういう時期を経ならがらも全体として…

【日常】BAD FOOD STUFF Originals@豊洲PIT ~ あの頃のあの曲に。

2024/1/13 BAD FOOD STUFF Originals@豊洲PIT 12年ぶりの開催。 あのころのバンドにあのころ真っ只中だったオーディエンスたちが集ったライブ。 1.LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS 1曲目がwhat's borderlessは卑怯。いやでも心を掴まれる。締めはLittle…

【日常】おろし器を使って生姜やにんにくを すりおろすということ for 丁寧な暮らし

生姜を料理に使う際はこれまではチューブタイプを使っていた。 原材料が国産生姜のものに限定していたことは小さな拘り。 しかし、YouTubeでOROSSO おろし器で摺り下ろしているのを見て、そっちの方がいいのではと感じて早速購入。 感想:シンプルにすりやす…

【書籍】「解像度を上げる」馬田 隆明 ~ 言語化言語化、そして構造化と行動!

「解像度を上げる」馬田 隆明 <所感> 思考系の本の最も実務的に活用できる本ではないだろうか。ベスト 解像度を「深さ」「広さ」「構造」「時間」に分類し、とにかく深さが大事という。 この深さに関する章だけでも本書を読む価値がある。 気になった点は…

【日常】大型のバッテリーは一家に一台常備を。

令和6年能登半島地震。 元旦は故郷でも震度5の揺れ。 安全だと思っていた地域だったが、まさかそこまで揺れるとは。 津波となるととにかく逃げるしかない。 あと備えておくべきはバッテリーだろう。特に大容量のもの。 これは地方でも都内でも同じ。 2~3年…

【書籍】病の皇帝「がん」に挑む - 人類4000年の苦闘」~ あくまで苦闘の歴史の現在地

「病の皇帝「がん」に挑む - 人類4000年の苦闘」シッダールタ・ムカジー【著】/田中文【訳】 <所感> 2023年のベスト3に入る本。 壮大なるガンをめぐる人類の物語。 ガンと推定される症状は4000年前からあった。しかし、それがガンというものだとわかっ…

【書籍】「シャイロックの子供たち」池井戸潤 ~ 会社で交わるいくつもの人生

「シャイロックの子供たち」池井戸潤 <感想> ある町の銀行の支店の人間模様。 一人一人には人生がある。平凡な人生なんて存在せず、みんな違う。 そして銀行と言う狭い世界の中で、あたかもそこが世界の全てかのように振る舞う。 普通とはなにか、理想とは…

【書籍】「言語学的ラップの世界」川原 繁人 ~ 韻は母音だけではない

「言語学的ラップの世界」川原 繁人 <所感> 言語学者によるラップの分析。一見、カジュアルな内容だがかなり踏み込んでいる。 なんとも面白い。 単に韻=母音を揃えるということではなく、子音も重要と言う* *言語音は共鳴音(「なまらやらわ」行)と阻…

【投資】2023年の投資の振り返りと年末作業

年末の証券口座の見直し。 1)損出し。評価損はバッサリと売却。 昨年末はテスラ株を損出しして売却後したあとにぐっと上昇したが結果論。 損出しは機械的に実施する。 2)新NISAと円安 いつもはリバランスするが、円安を踏まえてドル建て銘柄を売却して新…

【運動】アルペングループのプライベートブランド「ティゴラ」を侮るなかれ

TIGORA(ティゴラ)とはアルペングループのプライベートブランド(PB)である。 ゆえにランニング用品からアウトドア用品を幅広く展開。 しかしそこは酢スポーツ店のPB。 機能性と価格が非常に良い。 色は基本黒という地味な点を除けばかなり使える。 もし同…

【動画と書籍】「ほったらかし投資術」を再読して山崎元さんの長生きを願う

この動画で元楽天証券の山崎元さんがガンになっていることを知る。姿にショック。まだ65歳。https://www.youtube.com/watch?v=MXBsHbF603U継続して投資するようになったのは2011年ごろに名著「ほったからかし投資術」を読んだことがきっかけ。ある意味、山崎…

【書籍】「北海道が危ない!」砂川陣 ~ プロアイヌという職業

「北海道が危ない!」砂川陣 <所感> 「差別撤廃」「人権尊重」「平和」「平等」・・・・大きな大義名分を声高に叫ぶ団体には違和感を感じている。 理由は誰も否定しないこれらの言葉によって、誰かの利益が生まれているという実態があるから。 本書はプロ…

【書籍】「大事なことに集中する」カル・ニューポート ~ 集中できることが価値になる

「大事なことに集中する―気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法」カル・ニューポート <所感> ディープ・ワーク…注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動 シャロー・ワーク…あまり知的思考を必要としない補助的な仕事。注意力…

【書籍】「戦略「脳」を鍛える」御立尚資 ~ 戦略がコモディティである。大事なのはその次の一手

「戦略「脳」を鍛える」御立尚資 <所感> 良書。2004年発刊で廃版になっている本だが、再版を求めたい。 内容。 戦略の定形パターンだけ必ず勝てることは無く、状況に応じた戦略が必要。 戦略がコモディティ化した際に必要なことは何か?が大事。 何か=イ…

【書籍】「習近平政権の権力構造 - 1人が14億人を統べる理由」~独裁国家は理念が明確

「習近平政権の権力構造 - 1人が14億人を統べる理由」 <所感> 習近平がいかに自分の権力を強化してきたかを記す本。 ただしChinaの将来は以下の課題に集約される。 国は引っ越しはできない以上、近隣国である日本国民としてはこの課題の影響は無視でき…

【書籍】「日本の絶望ランキング集 」大村大次郎 ~ 因果関係と相関関係の混同禁止令

「日本の絶望ランキング集 - 世界で第何位?」大村大次郎 <所感> 実質的に世界一の資産大国・債権国ではあるが、少子高齢化が進み、格差が広がる日本の衰退を防ぐ方策はあるか? とこれは本書の案内文。 本書にはデータが満載であり、そのデータは正しいの…

【書籍】「黄金比の縁」石田 夏穂 ~ 見た目には理由がある

「黄金比の縁」石田 夏穂 <所感> 主人公が「会社の不利益になる人間を採る」という信念をもった人事部採用担当の話。 この設定が本作の魅力の全て。 一方で、人事採用には正解がなく、時に属人的であり時に運ゲー。 そして「縁」というマジックワードで全て…

【日常】プラネタリウム天空 in東京スカイツリー ~ 涙で星が見えないプラネタリウム

東京スカイツリーにあるプラネタリウムに。 見たのは「Songs for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト」 単純に星や空を紹介する内容ではない。 星に関するエピソードと曲によって構成されるプログラム。 エピソードは少年時代の思い出、青年期の葛藤、…

【日常】ファントレイル100 ~ウエアの備忘録

FTR100の備忘録。 忘れないようにウエアと感想。 ★はよかったもの。 ①上半身 ★ファイントラックのドライレイヤー半袖→これは必須 ユニクロTシャツ→なんでもよい アームカバー→ずっと着用 ★モンベル薄手フリース(シャミースジャケット)→コンパクトになるの…

【日常】ファントレイル100 ~非日常空間を堪能。ひたすら足元を見つめながら。

FTR100ことFunTrails Round 秩父&奥武蔵100Kトレイルに初参加。 ところで100kmクラスのトレイルで人気があるのは信越五岳110k。 FTR100・・・距離:105km. 累積標高:約6,800m. 制限時間:31時間 信越五岳110・・・距離:111km. 累積標高:約4800m. 制限時…

【書籍】「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 ~ 現代は情報ノイズが多すぎる

「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 <所感> 静寂の重要性。 ただし静寂とは純粋に静かであることではなく所謂ノイズの無い状態。 全くの無音より作業音がある方が勉強がはかどるという事例が典型だろう。 また本書では騒音を聴覚騒音、情報騒…

【日常】キッザニア東京 ~ 子どもからの洗脳教育 by 財務省

キッザニア。それは子どもの仕事のために大人が仕事する場。 まー、子どもは楽しいだろう。 なんといってもリアル。 そんなキッザニア東京では期間限定「TAX WEEK 2023」が開催。 税について考えるとか言ってこんなアンケートが実施されていた。 「税金の使…

【日常】教科書カフェ ~ 小学生時代の教科書に再会

先日、東京都現代美術館の展覧会「あ、共感とかじゃなくて。」展で展示されていたのが「教科書カフェ」 集められた昔の小学校の教科書を読むことができた。 自分が使った教科書があるのか。というか、そもそも覚えているのか。。 しかし小4のときの国語の教…

【書籍】「ヘンな科学 - “イグノーベル賞”研究40講」五十嵐 杏南 ~ ビバ人体実験

「ヘンな科学―“イグノーベル賞”研究40講」五十嵐 杏南 <所感> ノーベル賞とパロディとされるイグノーベル賞。しかしどんな研究であってもいつだって探求心からできている。 研究内容よりも研究者の人間性も垣間見れる本。 特に「研究者はやってみた」の…

【書籍】「踊れ始祖鳥」くろだたけし ~ 切り取られた日常が心に届く。時に不安を伴って。

「踊れ始祖鳥」くろだたけし 短歌集。 身の回り半径5mの世界を素朴な言葉で切り出している。 五七五七七のリズムのキャッチコピーのようであり、そうでないような。 日常の中にある景色が心に何故かぼんやりと突き刺さる。時に不安を伴って。 世の中からそん…

【日常】「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館 ~ 共感というテーゼ

「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館 そんなタイトルの展覧会。 共感という相手の気持ちを理解すること、それはとても良いこと。 そんな絶対的なテーゼに多面的な見方を与えてれる展覧会と感じた。 これはこの展覧会名が「How I feel is not you…

【日常】「デイヴィッド・ホックニー展」@東京都現代美術館 ~ ポップアートを日常に。

「デイヴィッド・ホックニー展」@東京都現代美術館 好きな画家を聞かれた東京藝大生へのインタビューを見た。 その回答がアンディ・ウォーホルとデイヴィッド・ホックニーだった。 アンディ・ウォーホルはマリリンモンローを題材にしたポップアートで知って…

【書籍】「静寂の技法」 ~ 詰め込み過ぎないことが大事

「静寂の技法 最良の人生を導く「静けさ」の力」 <所感> 静寂の重要性。 ただし静寂とは純粋に静かであることではなく所謂ノイズの無い状態。 全くの無音より作業音がある方が勉強がはかどるという事例が典型だろう。 また本書では騒音を聴覚騒音、情報騒…

【日常】ヒツジのいらない枕~睡眠の質の向上を図るために。あと臭い対策も。

睡眠の質の向上のために枕を新調して2か月。 選んだのは「 ヒツジのいらない枕 枕 まくら 丸洗いOK 通気性 横向き寝 耐圧分散 寝返り BIGサイズモデル (極柔) ヒツジのいらない枕 Amazon ハイブリッド」 一番の理由は蒸れにくいこと。そして洗えること。 最…